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MLB

今永昇太、7戦連続QSも報われず7敗目…援護できないカブス打線に米メディア苦言「PO進出の望み薄れる」

THE DIGEST編集部

2025.09.09

今永は6回3失点でQSを達成したが10勝目はならず。黒星を喫し、連敗を止められなかった。(C) Getty Images

今永は6回3失点でQSを達成したが10勝目はならず。黒星を喫し、連敗を止められなかった。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスは現地9月8日、敵地でのアトランタ・ブレーブス戦に1-4で敗れ3連敗となった。先発した今永昇太は、初回にオジー・アルビーズにソロ本塁打を浴びるなど、立ち上がりに3失点。その後は見事に立て直し6回を投げ被安打5、4奪三振と力投したが初回の失点が最後まで響き、またも勝てず。今季7敗目を喫した。

 米メディア『BVM Sports』はまず、今永が7試合連続のクオリティスタート(QS=6回以上を投げ、自責点3以下)を達成したことを伝え、「カブス先発陣の厚い信頼を証明した」と称賛した。そのうえで、失点が続く中継ぎ陣に対しては「今永の堅実なパフォーマンスにもかかわらず、不安定な投球に苦しみ続けている」と厳しい声を上げている。
 
 課題を指摘するのは投手陣だけではない。連敗中の3試合でわずか5得点と苦しむ打撃陣にも言及。過去7試合の先発で46イニングを38奪三振、6四球という安定した成績を残しながらも、打線の援護に恵まれず白星が伸び悩む今永を引き合いにしながら、次のように総括している。

「今永の安定した投球内容は、カブスの先発ローテーションが持つポテンシャルを明確に示している。しかし、攻撃力の向上がなければプレーオフ進出の望みは薄れるかもしれない。チームは今永の活躍を活かすために、打撃陣の不調を立て直すことが求められる」

 同日、ナ・リーグ中地区首位に立つミルウォーキー・ブルワーズがテキサス・レンジャーズに敗れたためゲーム差7.5は変わらず。チームがポストシーズン進出を現実のものとするには、残り18試合で打線を中心とした課題をいかに克服できるかがカギとなるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】初回に3失点も見事な修正力を見せ7試合連続のQSを記録!今永昇太 投球ダイジェスト
 
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