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東地区首位フィリーズに試練 主力のターナー、ボームが同時離脱でIL入り…シーズン終盤に痛手

THE DIGEST編集部

2025.09.09

10日間のIL入りとなったターナー。地区首位を走るチームにとって大きな痛手だ。(C) Getty Images

10日間のIL入りとなったターナー。地区首位を走るチームにとって大きな痛手だ。(C) Getty Images

 フィラデルフィア・フィリーズに衝撃が走った。

 現地9月8日、フィリーズは遊撃手トレイ・ターナーと三塁手アレック・ボームを10日間の負傷者リスト(IL)に登録したと発表した。チームは現在、ナ・リーグ東地区首位を独走しているが、攻守の要を同時に欠く緊急事態となった。

 特に痛手となるのはターナーの離脱だ。今季は、ここまで打率.305、179安打、15本塁打、69打点、36盗塁と文句なしの成績。リーグの打率と安打数でトップに立ち、MVP候補に名前が挙がるほど頼もしい活躍を見せていた。

 そのターナーは現地8日のマイアミ・マーリンズ戦で一塁への全力疾走中に異変を感じ、そのまま途中交代。診断の結果、右ハムストリングの軽度の肉離れと判明し、10日間のIL入りとなった。幸いにも重傷ではなく、チームは「ポストシーズン前、またはプレーオフ中での復帰」を見込んでいるという。

 一方、アレック・ボームは左肩の炎症で同様にIL入り。今季のボームは安定した守備と中軸としての打撃、攻守両面でチームを支えていた。
 
 メジャー公式サイト『MLB.com』によると、ロブ・トムソン監督はターナーについて、「プレーオフまでには戻れる見通しで、当初の懸念よりも軽傷で済んだのは朗報だ」とコメント。ボームについても、「ここまで左肩の違和感と闘いながらプレーを続けてきたが、ここで一度治療に専念させる判断を下した。10日以内の復帰を見込んでいる」と続ける。

 主力の離脱に伴い、野手のドノバン・ウォルトンとオットー・ケンプをメジャー昇格させ、急場をしのぐ形となったフィリーズ。チームとしては、なんとしても地区優勝を果たし、ディビジョンシリーズからのプレーオフ進出を確実にしたいところだろう。両選手ともに短期間の離脱とはいえ、代役の働きとチームの底力が試されるタイミングだ。

 ポストシーズンの鍵を握る2人の回復と、残り18試合での奮闘に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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