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ドジャース14安打9得点完勝で4連勝、地区優勝マジック13が再点灯!! 先発スネルが6回11K無失点、大谷翔平は2戦連続適時打! 2位パドレスとのゲーム差は3に拡大

THE DIGEST編集部

2025.09.11

大谷は5戦連続安打。同一カード3連勝に貢献した。(C) Getty Images

 現地9月10日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に9対0で完封勝ち、同一カード3連勝を飾った。2位サンディエゴ・パドレスが敗れゲーム差は3に広がり、3位サンフランシスコ・ジャイアンツも敗れ自力優勝が消滅したため、地区優勝へのマジックナンバー「13」が再点灯した。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は5試合連続、2戦連続となる適時打を放ち勝利に貢献した。

 第1打席は初球打ちで中飛に倒れた大谷。続く第2打席は2点リードの2回、2死三塁で内角高めに来たスライダーを叩き一、二塁間を抜けるタイムリーで3点目をもたらす。このあとムーキー・ベッツの左越え二塁打で一塁から俊足を飛ばして一気にホームイン。メジャー独走となる130得点目とし、この回一挙4得点を奪った。

 4回の第3打席は2死二塁と得点圏にランナーを置いたが三直。4対0の6回2死一、三塁の好機では四球で歩かされ、球場内はブーイングに包まれた。満塁に広がりこの日3安打1打点と当たっているベッツが打席に入ったが左直に倒れ追加点はならなかった。

 投げてはドジャース先発ブレイク・スネルが快調なピッチング。毎回の奪三振でロッキーズ打線を翻弄し、今季最多の11奪三振。2度のサイ・ヤング賞に輝いた実力を遺憾なく発揮し、2安打無失点に抑えた。
 
 ドジャースは4点リードの7回、2番手のマイケル・コペックが1死から3連続四球とピンチを招いたが、この窮地を3番手左腕アレックス・ベシアが気合の2連続三振に斬って取り絶叫。負傷者リストから復帰した29歳のベテラン左腕が傾きかけた流れを食い止めた。

 8回裏、ドジャースは下位打線がつながり1死一、二塁とし打席には大谷。フルカウントから外角高めのチェンジアップを打ち上げたが捕手の打撃妨害のためラッキーな形で出塁。1死満塁に好機を広げると、ベッツが中堅へダメ押しの18号満塁ホームラン。さらにテオスカー・ヘルナンデスにも24号ソロ弾が飛び出し、ロッキーズにトドメを刺した。

 終盤にようやく追加点を挙げたドジャースが14安打9得点で完勝して4連勝。チームは1日オフをはさみ、現地12日(日本時間13日)から同地区3位ジャイアンツと敵地で3連戦。ポストシーズン勝率争いで一番のライバルとなる東地区首位フィラデルフィア・フィリーズとの直接対決を控えており、引き続き負けられない戦いが続く。

構成●THE DIGEST編集部

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