ニューヨーク・メッツのフアン・ソトは現地9月9日、フィラデルフィア・フィリーズ戦で8回2死一、二塁の場面から三塁に滑り込み、今季30盗塁を達成。球団史上19人目で、自身初の「30本塁打-30盗塁」を記録した。
このソトについて、メッツ専門メディア『Rising Apple』は「リーグ平均以下のスピードで走りながらも、40盗塁を達成する可能性がある」と報道。記事では冒頭で「30盗塁、あるいは40盗塁以上を記録する選手と聞けば、たいていは足の速い選手を思い浮かべるだろう。しかし、ソトは前代未聞の“最も遅い”スピードで40盗塁クラブ入りしようとしている」と驚きを示した。
ソトは今季ここまで144試合で打率.264、39本塁打、OPS.931(出塁率.401、長打率.530)と好成績をマークした。『Rising Apple』は、「メッツが求める打撃力と十分な存在感を見せてきた」と評価する一方で、「30盗塁は予想外だった」と指摘。これまでの2019年(ワシントン・ナショナルズ)と23年(サンディエゴ・パドレス)に記録した自己最多の12盗塁を大きく上回るだけでなく、今季は「盗塁失敗数もわずか3回で、成功率90.6%という驚異的な高さを誇っている」と称賛した。
同メディアは、MLBが2015年に導入したデータ解析ツール『Statcast』のデータをもとに、ソトの走力に注目。「今季のスプリントスピードは25.9フィート/秒で、リーグ平均の27フィート/秒を大きく下回っている(全体の15パーセンタイル)。今季30盗塁を記録した選手としては史上最も遅い」と説明し、次のように指摘した。
「40盗塁以上を記録した例に絞ってみても、19年のジョナサン・ビヤー(27.9フィート/秒)や15年のチャーリー・ブラックモン(27.9フィート/秒)が最も遅い記録だが、それでもリーグ平均を上回るスピードだった。対してソトはホームから90フィート(約27メートル)のダッシュで一塁に到達するのに4.17秒かかる。これは他の選手よりも明らかに遅い」
それでも同メディアは、「ソトは今季のスタットキャスト時代で最も遅い30盗塁男、さらに史上最も遅い40盗塁達成者となる可能性がある。しかも40本塁打・40盗塁クラブ入りの可能性すら現実味も帯びている。高い出塁率で走者としてチームに貢献することは予想されていたが、ここまで盗塁でインパクトを残すとは予想外だ。メッツにとって大きなプラスとなっている」と締めくくった。
ソトはレギュラーシーズン終了までに、どこまで記録を伸ばせるのか。今後の活躍に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「史上最も遅い」メッツ・ソトが激走する姿!
このソトについて、メッツ専門メディア『Rising Apple』は「リーグ平均以下のスピードで走りながらも、40盗塁を達成する可能性がある」と報道。記事では冒頭で「30盗塁、あるいは40盗塁以上を記録する選手と聞けば、たいていは足の速い選手を思い浮かべるだろう。しかし、ソトは前代未聞の“最も遅い”スピードで40盗塁クラブ入りしようとしている」と驚きを示した。
ソトは今季ここまで144試合で打率.264、39本塁打、OPS.931(出塁率.401、長打率.530)と好成績をマークした。『Rising Apple』は、「メッツが求める打撃力と十分な存在感を見せてきた」と評価する一方で、「30盗塁は予想外だった」と指摘。これまでの2019年(ワシントン・ナショナルズ)と23年(サンディエゴ・パドレス)に記録した自己最多の12盗塁を大きく上回るだけでなく、今季は「盗塁失敗数もわずか3回で、成功率90.6%という驚異的な高さを誇っている」と称賛した。
同メディアは、MLBが2015年に導入したデータ解析ツール『Statcast』のデータをもとに、ソトの走力に注目。「今季のスプリントスピードは25.9フィート/秒で、リーグ平均の27フィート/秒を大きく下回っている(全体の15パーセンタイル)。今季30盗塁を記録した選手としては史上最も遅い」と説明し、次のように指摘した。
「40盗塁以上を記録した例に絞ってみても、19年のジョナサン・ビヤー(27.9フィート/秒)や15年のチャーリー・ブラックモン(27.9フィート/秒)が最も遅い記録だが、それでもリーグ平均を上回るスピードだった。対してソトはホームから90フィート(約27メートル)のダッシュで一塁に到達するのに4.17秒かかる。これは他の選手よりも明らかに遅い」
それでも同メディアは、「ソトは今季のスタットキャスト時代で最も遅い30盗塁男、さらに史上最も遅い40盗塁達成者となる可能性がある。しかも40本塁打・40盗塁クラブ入りの可能性すら現実味も帯びている。高い出塁率で走者としてチームに貢献することは予想されていたが、ここまで盗塁でインパクトを残すとは予想外だ。メッツにとって大きなプラスとなっている」と締めくくった。
ソトはレギュラーシーズン終了までに、どこまで記録を伸ばせるのか。今後の活躍に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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