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パドレスが“最下位”ロッキーズに痛恨の逆転負け...首位ドジャースがサヨナラ負けでゲーム差は「2.5」 終盤にチャンス作るも決定打出ず

THE DIGEST編集部

2025.09.13

初回に先制弾を放ったマチャド。その後ヒットなどで役目を果たしたが、チームの勝利にはつながらなかった...。(C) Getty Images

 サンディエゴ・パドレスは現地9月12日、コロラド・ロッキーズ戦に2対4で敗北。ナ・リーグ西地区首位ロサンゼルス・ドジャースがこの日、サンフランシスコ・ジャイアンツにサヨナラ負けしたため、ゲーム差は「2.5」のままだった。

 パドレス先発JP・シアーズが3回まで出塁は7奪三振、1与四球のみと好ピッチングを披露するも、4回についに捕まる。連打で無死一、二塁とされると、4番ブレントン・ドイルに虚を突かれる形での送りバントを許し、1死二、三塁とピンチを招く。

 続く打者を空振り三振に仕留めるも、ロッキーズでの初試合となった新人ブレイン・クリムに初球ホームランを浴びた。MLB初ヒットで逆転の3ランホームランをプレゼントしてしまった。さらに続くカイル・ファーマーにも初球をセンター方向の本塁打とされ、この回4点を失った。

 シアーズが5回にも得点圏に走者を進める苦しい状況でお役御免。代わった2番手ロン・マリナッシオは2球で2人を打ち取る好投を見せ、その後3回を無失点で切り抜けて打撃陣の援護を待つ展開となった。
 
 その打撃陣はマニー・マチャドが初回にソロホームランで先制に成功するも、ロッキーズ先発タナー・ゴードンの前に6回まで出塁できず。2番からの好打順となった7回に、ルイス・アライズがヒットでこの日チーム2度目の出塁を果たすと、マチャドが四球で無死一、二塁と得点圏に走者を進める。しかし続く4番ギャビン・シーツ、5番ラモン・ローレアーノ、6番ジャクソン・メリルが凡退。追加点が奪えない。

 8回にもライアン・オハーンの安打、ジェイク・クローネンワースの四球で無死一、二塁と再び好機を作り出したパドレス。しかし代打ウィル・ワグナーがダブルプレーに倒れ、1番フェルナンド・タティースJr.も三振を喫した。

 9回には2死一塁の場面で、遊撃手クローネンワースが二遊間に抜けようかという打球に飛びつき追加点を与えず。裏の攻撃に望みをつないだ。

 最終イニングでパドレスは再びチャンスを演出した。先頭打者アライズがレフトフライでアウトになるも、続く好調マチャドがヒット。シーツがライト方向へのツーベースヒットで1死二、三塁とする。

 ローレアーノのセカンドゴロの間にマチャドが本塁生還で1点を返し、さらにメリルが四球で2死一、三塁とサヨナラのランナーとして塁に出る。しかしオハーンの空振り三振で決着した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】主砲マチャドが初回に先制の豪快ソロ弾!
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