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大谷翔平、史上初“50HR-50K”達成もドジャース敗戦→「アナハイム時代を彷彿とさせるデジャブを…」とエンジェルス記者

THE DIGEST編集部

2025.09.17

フィリーズ戦に先発した大谷は5回をノーノー投球。8回には50号本塁打を放った。(C)Getty Images

フィリーズ戦に先発した大谷は5回をノーノー投球。8回には50号本塁打を放った。(C)Getty Images

 現地9月16日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が歴史的快挙を達成した。

 フィラデルフィア・フィリーズ戦に先発した大谷は、5回を被安打0、無失点のノーノー投球。68球を投げ抜いた5回終了時点でマウンドを降りた。

 打っては8回の第4打席に2年連続となる50号アーチを放った。2年連続の50本塁打はMLB史上6人目。さらに、投手として初回にシーズン50奪三振をマークしており、2024年の本塁打と盗塁の50ー50に続いて、今シーズンは本塁打と奪三振によるMLB史上初の“50-50”を成し遂げた。

 大谷の歴史的な記録が生まれた試合は、しかし、ドジャースが6対9と逆転負け。大谷がマウンドを降りた5回終了時点で4対0とリードしていたが、継投に入った直後の6回に、2本塁打を含む被安打6で大量6失点。ブルペン陣が打ち込まれた。

 ホームのドジャースは大谷の本塁打などで8回裏に6対6の同点に追いつくも、9回表に落とし穴が待っていた。6番手としてマウンドに上がったブレイク・トライネンが2死一、二塁から痛恨の3ラン本塁打を被弾。リリーフ陣が踏ん張り切れなかったドジャースが、痛恨の逆転負けを喫した。
 
 投手として相手打線を抑え、打者として本塁打。大谷が投打で活躍しながら、チームが敗れるのは、ロサンゼルス・エンジェルス時代によく見た光景だ。

 そんなドジャースの敗戦について、カリフォルニア地元メディア『Sporting Tribune』でエンジェルスを担当するトーマス・マレー記者は、「アナハイム時代を彷彿とさせるデジャブを感じているだろうか?」と自身のXで投げ掛けた。

 続けてマレー記者は、「元エンジェルスの大谷が、シーズン50本塁打と50奪三振を達成した史上初の選手となった。試合はドジャースが6対9で敗れたが、大谷は5回をノーヒットノーランで投げ切った」と歴史的活躍に言及。「真面目な話、すでに殿堂入りに値する大谷のキャリアに、新たな記録が加わったことを祝福したい」と大谷を称えた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】5回ノーノー投球の大谷翔平が、50号特大アーチ!

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