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「ファンの怒りが爆発」大谷翔平が投打に大活躍も、ドジャース“衝撃敗戦”「ブルペン陣にとって今季ワーストの部類に入る結果」指揮官とリリーフ陣に非難殺到

THE DIGEST編集部

2025.09.17

先発の大谷は5回無安打、無得点と好投。しかし、ブルペン陣が打ち込まれてドジャースは6対9で敗れた。(C)Getty Images

先発の大谷は5回無安打、無得点と好投。しかし、ブルペン陣が打ち込まれてドジャースは6対9で敗れた。(C)Getty Images

 現地9月16日、ロサンゼルス・ドジャースが衝撃的な逆転負けを喫した。

「1番・投手兼DH」で先発した大谷翔平が、5回までフィラデルフィア・フィリーズ相手に被安打0・無失点の完璧なノーノー投球を披露。打線もアレックス・コール、キケ・ヘルナンデスの本塁打などで、5回まで4対0とリードした。

 ところがだ。大谷の後を継いだ2番手のジャスティン・ロブレスキー、3番手のエドガルド・ヘンリケスが、6回に2本塁打を含む被安打6・6失点と大乱調。大谷の降板直後、瞬く間に逆転されてしまった。

 8回裏に大谷の2年連続50号となる本塁打が飛び出して5対6。さらにコールの犠飛で6対6の同点に追いついたドジャースだったが、9回表に悪夢が待っていた。最終回にマウンドに上がった6番手のブレイク・トライネンが、まさの3ラン本塁打を被弾。大谷のノーノー投球から一転、ブルペン陣が打ち込まれて6対9で敗れてしまった。

 米メディア『ClutchPoints』は、大谷を5回で降板させたデーブ・ロバーツ監督を非難。「ノーヒットノーランの大谷を交代させたロバーツ監督にブーイング。結果、ブルペン陣が崩壊し、ドジャースはフィリーズに敗れた」と伝えた。

「投手・大谷を巡る重要な決断が物議を醸している。わずか68球で5イニングをノーヒットノーランで投げ切ったにもかかわらず、大谷は5回で降板。ロバーツ監督の決断が裏目に出た。ブルペン陣が打ち込まれ、ドジャースは6対9で敗戦。衝撃を受けたファンの怒りが爆発した。ファンはロバーツ監督にブーイングを浴びせた」
 
 試合後、ロバーツ監督は大谷を5回で代えた点について、「負荷管理と健康状態が理由だ」と説明。球団として最長5回のプランを立てているとも語った。ブルペン陣が相手に得点を許さなければ、ロバーツ監督への批判は大きくならなかっただろう。

 ただ、今シーズンのドジャースのブルペン陣は絶不調。同メディアによるとドジャースのブルペン防御率はメジャー20位で、「プレーオフを狙うチームとしては、安心できるものではない」状態だ。

 地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者も、フィリーズ戦の敗戦後に「ブルペンが大谷のノーヒットノーラン投球を台無しにした。低迷が続くブルペン陣にとって、今季ワーストの部類に入る結果だ。いや、最悪そのものだ」とXにポストするなど、大谷の好投を無駄にしたリリーフ陣に怒りを表わした。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】先発・大谷翔平が5回ノーノー投球! 8回には50号アーチも!

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