今季すでに13年連続ポストシーズン進出を決めたロサンゼルス・ドジャース。1998年から2000年のニューヨーク・ヤンキース以来、実に25年ぶりのワールドシリーズ連覇が期待される一方、9月は11勝10敗と終盤戦でブレーキがかかっている。
大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンの元MVPトリオや山本由伸ら先発投手の何人かは紆余曲折を経ながらも着実に成果を残し、10月に向けて成績を上げてきている。そんななか、米スポーツ専門メディア『CLUTCH POINTS』はレギュラーシーズンで思うような活躍を残せていない選手ら4人をピックアップ。オフに大型補強した今季のドジャースが「MLB史上最悪のバスト(大失敗)の一つ」とならないよう、4人へ奮起を求めた。
同メディアは“背信投球”が目立つブルペン陣の中から、タナー・スコットとブレイク・トライネンのベテラン2投手を選出。まず、左腕のスコットは今季クローザー候補としてドジャースに加入したものの、ここまで59試合で1勝4敗、22セーブを挙げているが、防御率4.91は昨季のほぼ3倍と低迷。同メディアから「クローザーが想像しうる最悪のシーズン」と論じられるほど、物足りなさを残す。特に9月に入ってからは、10試合に登板して7回1/3を投げ、防御率11.05、0勝2敗、3被本塁打、6与四死球、9失点、2セーブとポストシーズンに向け不安が大きく残る結果となっている。
次に、昨季世界一の功労者の一人でもあるトライネン。成績面ではスコット以上に苦戦している。右前腕の負傷で長期離脱を経験したベテランはここまで29試合に登板して防御率5.55、1勝7敗、2セーブと期待を大きく裏切る結果に。同メディアによると、WARでトライネンがマイナス(ー0.6)になったのは2020年以来5年ぶりと、数字でも今季の低パフォーマンスぶりは際立つ。
また、野手からはマイケル・コンフォートを選出。「打撃陣で最も残念なフリーエージェント」は今季古巣サンフランシスコ・ジャイアンツなどを除いた多くのチームに対して打率2割を下回っているにもかかわらず、指揮官は我慢強く起用し続けている。
そして、最後の一人として同メディアが選んだのがデーブ・ロバーツ監督だ。前述の3選手を起用し続けている点に注目し、「ロバーツ監督にレギュラーシーズンの試合での勝利にもっと関心があれば、ドジャースはペナントレースに参加さえしなかっただろう」として、最終盤まで地区優勝が決まらない状況への責任を求めた。
短期決戦のポストシーズンでは、ネームバリューだけでなく調子の良しあしや勢いを見極められるかが重要なのは確か。ロールプレイヤーや指揮官が着実に結果を残して試合を組み立てられるかが、連覇に向けて大きな注目点となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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同メディアは“背信投球”が目立つブルペン陣の中から、タナー・スコットとブレイク・トライネンのベテラン2投手を選出。まず、左腕のスコットは今季クローザー候補としてドジャースに加入したものの、ここまで59試合で1勝4敗、22セーブを挙げているが、防御率4.91は昨季のほぼ3倍と低迷。同メディアから「クローザーが想像しうる最悪のシーズン」と論じられるほど、物足りなさを残す。特に9月に入ってからは、10試合に登板して7回1/3を投げ、防御率11.05、0勝2敗、3被本塁打、6与四死球、9失点、2セーブとポストシーズンに向け不安が大きく残る結果となっている。
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また、野手からはマイケル・コンフォートを選出。「打撃陣で最も残念なフリーエージェント」は今季古巣サンフランシスコ・ジャイアンツなどを除いた多くのチームに対して打率2割を下回っているにもかかわらず、指揮官は我慢強く起用し続けている。
そして、最後の一人として同メディアが選んだのがデーブ・ロバーツ監督だ。前述の3選手を起用し続けている点に注目し、「ロバーツ監督にレギュラーシーズンの試合での勝利にもっと関心があれば、ドジャースはペナントレースに参加さえしなかっただろう」として、最終盤まで地区優勝が決まらない状況への責任を求めた。
短期決戦のポストシーズンでは、ネームバリューだけでなく調子の良しあしや勢いを見極められるかが重要なのは確か。ロールプレイヤーや指揮官が着実に結果を残して試合を組み立てられるかが、連覇に向けて大きな注目点となりそうだ。
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