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大谷翔平が第1打席で“幻の54号” 誰もが確信した打球は柵越えならず…地元メディアは「メジャー30球場のうち28球場なら本塁打」と驚愕発表

THE DIGEST編集部

2025.09.25

大谷の第1打席はHR級の三塁打を放った。(C)Getty Images

 幻の一発だった。

 現地9月24日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・指名打者で先発出場。第1打席でバックスクリーン手前のフェンスに直撃する三塁打を放った。実はこれが、メジャー30球場のうち28球場では本塁打となる会心の当たりだった。

 初回、大谷は相手先発ライン・ネルソンの5球目、内角の直球を捉えると確信した表情に。高々と舞い上がった打球はセンター方向にぐんぐん伸びてスタンドインかと思われたが、惜しくも高いフェンスに阻まれてスタンドには入らず。フェンス直撃の三塁打とした。このあと、ムーキー・ベッツの犠飛で生還し、メジャートップの143得点とした。
 
 この一打の飛距離は420フィート(約128メートル)を計測。プレーボール直後の快音に敵地は騒然とした。

 専門メディア『Dodger Blue』によると、「ショウヘイ・オオタニの三塁打は30球場のうち28球場であれば本塁打となっている」と公式Xに速報。非常に惜しい特大スリーベースだった。

 大谷はここまで53本塁打を量産しており、あと1本打てば昨年マークしたキャリアハイに並ぶところだった。同日には、リーグ本塁打王を争うカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)が本拠地でのマイマミ・マーリンズ戦で55、56号を放ち、チームの大勝に貢献。大谷に3本差をつけてラストスパートをかけている。

構成●THE DIGEST編集部

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