現地9月23日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・投手兼指名打者で先発。6回を投げ5安打、8奪三振、無四球、無失点と好投した。だがチームは9回に悪夢の逆転サヨナラ負け。不甲斐ない中継ぎ陣に米司会者から「お祓いをしたら...」という辛辣な声が上がっている。
メジャー通算100試合目の登板だった大谷は2回まで三者凡退。3回に先頭のアレク・トーマスの強烈なピッチャー返しが左手を直撃。ベンチからデーブ・ロバーツ監督が心配して出てきたが、大事には至らず。大谷は続くジェームズ・マッキャンを99.5マイル(約160.1キロ)の直球で空振り三振。9番ジェイコブ・マッカーシをカーブで、1番ヘラルド・ペルドモを99.4マイル(約160キロ)の直球で空振りに仕留める圧巻の三者連続三振に斬って取った。
ギアをさらに上げた4回は2つの三振を奪い、早くも7個目をマーク。5回は1死からランナーを出したが、マッキャンをスライダーで併殺に打ち取った。6回表にはテオスカー・ヘルナンデスの適時打でリードを3点に広げた。
味方から援護をもらい、6イニング目に上がった大谷はヒット2本を浴び2死一、二塁と初めて得点圏にランナーを置く。4番ガブリエル・モレノをカウント2-2で追い込み、最後はスライダーが真ん中近くに来てヒヤっとしたが、中直に打ち取り汗を拭った。
今季最長となる6回まで91球を投げ、5安打無失点。大谷の好投にベンチではバッテリーを組んだベン・ロートベットや同僚から労いのハイタッチが交わされた。
ところがドジャースは、4点のリードをブルペン陣が守れない。7回、2番手のジャック・ドレーヤーが1点を失い、3番手のエドガルド・エンリケスが代打に2ラン本塁打を被弾。あっという間に1点差とされる。
さらに、9回には5番手で左腕のタナー・スコットが2個の四死球を与えて走者を出すと、犠飛で4対4の同点に追いつかれ、大谷の今季2勝目が消滅。なおも2死二塁で最後は1番ヘラルド・ペルドモに左前サヨナラ適時打を許し、まさかの逆転負けを喫した。
守護神のスコットは今季22セーブを挙げているが、これで今季10度目のセーブ失敗。サンディエゴ・パドレスから4年総額7200万ドル(約112億円=当時)で加入した今シーズンは59試合に登板して1勝4敗、防御率は4.91と大型契約に見合わない数字でクローザーとして信頼に欠ける低パフォーマンスに日米ファンは苛立ちを隠せない。
米スポーツ放送局『ESPN』の女性ベテランライター、ラモーナ・シェルバーン氏は試合直後に自身のXを更新。「ドジャースはプレーオフで先発投手を含めた控え全員をブルペンから投入するつもりでしょ?」と書き出し、こう続けた。
「だって、あのブルペンには除霊が必要ですもの。お祓いをしなくては」
試合後、スコットは「自分で自分を苦しい状況に追い込んでしまった。すべて俺の責任だ。明日は新しい日がくる。前に進むしかない」と言葉を絞り出した。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】大谷翔平に「これ以上何を望むというのか?」ドジャースのMVPは「ショウヘイだ」MLB公式が今季最後の30球団パワーランキング発表
【記事】大谷翔平が「スポーツ界で最も影響力のある50人」にランクイン「球団はスポンサー収入を7000万ドル増やし、他球団にも1500万ドルの収入を」米誌選定
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ギアをさらに上げた4回は2つの三振を奪い、早くも7個目をマーク。5回は1死からランナーを出したが、マッキャンをスライダーで併殺に打ち取った。6回表にはテオスカー・ヘルナンデスの適時打でリードを3点に広げた。
味方から援護をもらい、6イニング目に上がった大谷はヒット2本を浴び2死一、二塁と初めて得点圏にランナーを置く。4番ガブリエル・モレノをカウント2-2で追い込み、最後はスライダーが真ん中近くに来てヒヤっとしたが、中直に打ち取り汗を拭った。
今季最長となる6回まで91球を投げ、5安打無失点。大谷の好投にベンチではバッテリーを組んだベン・ロートベットや同僚から労いのハイタッチが交わされた。
ところがドジャースは、4点のリードをブルペン陣が守れない。7回、2番手のジャック・ドレーヤーが1点を失い、3番手のエドガルド・エンリケスが代打に2ラン本塁打を被弾。あっという間に1点差とされる。
さらに、9回には5番手で左腕のタナー・スコットが2個の四死球を与えて走者を出すと、犠飛で4対4の同点に追いつかれ、大谷の今季2勝目が消滅。なおも2死二塁で最後は1番ヘラルド・ペルドモに左前サヨナラ適時打を許し、まさかの逆転負けを喫した。
守護神のスコットは今季22セーブを挙げているが、これで今季10度目のセーブ失敗。サンディエゴ・パドレスから4年総額7200万ドル(約112億円=当時)で加入した今シーズンは59試合に登板して1勝4敗、防御率は4.91と大型契約に見合わない数字でクローザーとして信頼に欠ける低パフォーマンスに日米ファンは苛立ちを隠せない。
米スポーツ放送局『ESPN』の女性ベテランライター、ラモーナ・シェルバーン氏は試合直後に自身のXを更新。「ドジャースはプレーオフで先発投手を含めた控え全員をブルペンから投入するつもりでしょ?」と書き出し、こう続けた。
「だって、あのブルペンには除霊が必要ですもの。お祓いをしなくては」
試合後、スコットは「自分で自分を苦しい状況に追い込んでしまった。すべて俺の責任だ。明日は新しい日がくる。前に進むしかない」と言葉を絞り出した。
構成●THE DIGEST編集部
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