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佐々木朗希、2点リードの7回から“プロ初”リリーフ登板! 最速160キロ、2K、無失点にMLB公式は異例トピック→直後にドジャースはDバックスに追い付かれ振り出しに…

THE DIGEST編集部

2025.09.25

佐々木は7回にプロ初のリリーフ登板をした。(C)Getty Images

佐々木は7回にプロ初のリリーフ登板をした。(C)Getty Images

 プロ初となる救援をやり遂げた。

 現地9月24日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に2点リードの7回にリリーフ登板した。1イニングを2奪三振、無失点に抑える完璧な内容にベンチで見守った大谷翔平ら同僚は拍手を送った。

 5月9日以来となるメジャー復帰登板を果たした佐々木。奇しくも最後の登板となったダイヤモンドバックス戦、それも同じチェイス・スタジアムでの登板となった。

 崩壊状態のブルペンの救世主としてマウンドに上がった佐々木は先頭打者初球にいきなり159キロの直球をマークして1ストライク。2球目のスプリットで三ゴロに打ち取った。次打者には再び159キロの直球をバシバシ投じ、カウント2-2からインコース低めにズバっと決めるストレートで見逃し三振に仕留めた。

 8番イルデマロ・バルガスにはスプリット中心に攻め、フルカウントから最後は外角低めにストライクゾーンギリギリの直球で空振り三振。球速は99.5マイル(約160.1キロ)をマークし、打者3人を完璧な内容で料理した。
 
 日本人右腕のリリーフ登板には日本人ファンだけでなく、現地メディアからも熱い視線が注がれた。MLB公式サイトは「ロウキ・ササキが5月9日以来の登板でドジャースのブルペンから投げた。三者凡退に抑え、2人の打者を三振に打ち取った」と異例の速報を打つほど、高い注目度だった。

 また、専門メディア『Dodgers Nation』は「ロウキ・ササキが、チェイス・フィールドで7回裏を締める。99.5マイルの速球でイルデマロ・バルガスを三振に仕留める」と、佐々木の投球を称えた。

 8回に追加点を奪い4対1とリードしたドジャースだったが、その裏またも中継ぎ陣がダイヤモンドバックスの猛攻で4対4の同点に追いつかれ、リードを守れず。試合は振り出しに戻っている。

構成●THE DIGEST編集部

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