ポストシーズンを前に不調気味の鈴木誠也に、現地メディアからも心配の声が上がっているようだ。

　今季シカゴ・カブスで４年目のシーズンを迎える鈴木は「３番・右翼」としてスタメンの地位を確保。これまで27本塁打を放つなど今季も主力のひとりとしてチームを支えている。

  　ただ、体調不良を理由に９月には５試合連続で欠場すると、24日までに行なわれた５試合で15打数３安打と沈黙。同日のニューヨーク・メッツ戦で打点を上げるも、カブスは７-９と敗れて勝ちにつなげられなかった。

　そんな鈴木に対して、米メディア『northsidebaseball』は「鈴木誠也は視界が狭すぎる」と題した記事の中で、問題点を指摘。「スイングが崩れたからではなく、彼はボールを正しく見ていない」と書き出しながら、今季の30歳を次のように評している。

「今年いくつかのスイング調整を行ない、特にボールを体の前に乗せ、遠くに乗せることに焦点を当てている。それは彼が長いストロークでより多くのストライクゾーンをカバーし、より多くのハードコンタクトを生み出すのを助けた」

　シーズン前半戦では「ゾーンの下半分を過去よりも少しうまくカバーしようと努力し、うまくやっていた」と称賛。その理由を「彼の初期スイングの決定は、より多くのボールが空中に引っ張られることにつながり、今までのコンタクト能力を少しあきらめながらも、優れたパワーでそれを補った」と説明した。

　ただ、「８月の第１週からトラブルが始まった」として、以降の打率が.213であることを紹介。「チーム最高の電力は異常な、そして明らかに受け入れられない停電に陥った」として、こう指摘する。

「アプローチが少し変わった。彼はゾーン内のピッチの59.7%で積極的にスイングしている。これはすでに非常に辛抱強い。そして、その率は57.0%にまで下がり、忍耐と受動性の境界線に近づき、それが少しずつ致命傷になっている」

　積極的にバットを振る中でも、同メディアは「スズキは最近、ゾーン低めの球の動きを予測するのに苦労している」と補足。「彼の研ぎ澄まされた変化したスイングは、遅めの調整とコンタクトを生み出しているが、彼はそれほど打てていないのだ」として、変化を完全にはモノにできていないと見ているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も 

【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、篠崎愛、山下美月、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい！ 華やかに“始球式”を彩った美人女優＆タレントたちを大特集！