105年ぶりの快挙だ。

　現地９月27日、ロサンゼルス・ドジャースがシアトル・マリナーズに５対３で逆転勝ちした。７回からドジャース救援陣が、なんと９者連続奪三振の偉業を達成。ポストシーズンへ向けて明るい材料となった。

　３対３の同点で迎えた７回、ドジャースはブレイク・トライネンが４番手で登板した。先頭のランディ・アロザレーナに中前打を浴びたが、続くカル・ローリー、フリオ・ロドリゲス、ホルヘ・ポランコを三者者連続空振り三振に仕留めた。８回からは左腕のアレックス・ベシアが上がり、こちらも三者連続空振り三振に斬って取る圧巻投球を見せた。

　９回にキケ・ヘルナンデスの左翼への２点適時打で勝ち越したドジャース。その裏、エドガルド・エンリケスが100マイル（約160キロ）超えの直球を連発し、マリナーズ打線を圧倒。右腕も三者連続空振り三振に仕留め、敵地を騒然とさせた。
  　MLB公式サイトもドジャース救援陣の圧巻パフォーマンスに注目。メジャーの歴史でも105年ぶりの歴史的快挙だと紹介し、「マリナーズを９者連続奪三振で試合を終えた」と絶叫する顔文字で称えた。

　崩壊が叫ばれていたブルペン陣の嘘のような奪三振リレーにNHK-BSやサブスク配信で試合を見た日本のMLBファンは驚きを隠せず。「すごいすごいすごい」「どうした？リリーフ陣」「LADのブルペン聞いてたのと違うんですけど」「まるで別のチームww」「痺れました」「突然どうした」「これが見たかった」など、大きな反響が上がった。

構成●THE DIGEST編集部

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