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MLB

大谷翔平の4度目MVPは「圧勝だ」 MVP論争に指揮官、LAメディアは断言「栄誉が与えられない世界など存在しない」

THE DIGEST編集部

2025.09.28

二刀流復帰の大谷。4度目のMVPの呼び声が高い。(C) Getty Images

二刀流復帰の大谷。4度目のMVPの呼び声が高い。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がMVP論争に終止符を打つよう求めた。

 ロバーツ監督は現地9月27日のシアトル・マリナーズ戦後、ドジャースの大谷翔平が通算4度目のリーグMVPを受賞するだろうと報道陣の前で述べた。専門メディア『Dodgers Nation』によると、同監督は「ショウヘイが打席で成し遂げたこと、そしてマウンドで成し遂げていることを考えれば、(MVPレースは)圧勝だ」と私見を語っている。

 続けて、「当然の結果になるだろう。投票者の一部が、最も簡単な選択肢だからといって、ショウヘイに投票しない愚かな行為をしないことを願っている」と話すほど、大谷の3年連続4度目の栄冠に太鼓判を押している。

 大谷のライバルと目されているのが、現在56本塁打を放っているカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)だ。今年のオールスターではホームラン・ダービーによる決着で圧巻の3打席連続アーチで逆転MVPを獲得。レギュラーシーズンでは大谷に2本差をつけてリーグ本塁打王が目前。さらにメジャートップの132打点、そしてキャリアハイとなる4.8のbWARを記録している。
 
 フィリーズの主砲もMVPの相応しい数字であることは確か。ところが『Dodgers Nation』は「純粋な打撃指標で見れば、オオタニは打点と本塁打を除く、すべての項目でシュワーバーを上回る」と指摘。「打撃部門の大半でリーグトップを走るMVP候補が、同一シーズンに平均98.1マイル(約158キロ)の速球を投げるという事実は、おそらく他に類を見ないだろう」と論じ、大谷の二刀流プレーヤーとしての働きを強調。「オオタニは47イニングを投げ防御率2.87、62奪三振、与四球はわずか9だ。ダイヤモンドの上では同じ猛者だ」とし、同メディアも指揮官と同じく大谷のMVPを強く推す。

 そして最後に、スーパースターの4度目のMVPを断言するかのような論調で記事を締めくくっている。

「今季のシュワーバーは打席で疑いようのない支配的なシーズンを送っており、野球界で最高の成績を誇るチームの一員として活躍している。しかし、最も価値ある選手という点では、打撃と投手の二刀流を成し遂げているオオタニにその栄誉が与えられない世界など存在しない」

構成●THE DIGEST編集部

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