ロサンゼルス・ドジャースは現地10月1日、本拠地でのシンシナティ・レッズとのワイルドカードシリーズ第２戦に８対４で勝ち２連勝。ナ・リーグ地区シリーズ進出を決めた。９回のマウンドには佐々木朗希が登板。100マイル連発、２つの空振り三振を奪うなど圧巻のピッチングでゼロで締めくくった。

　ドジャース４点リードの９回に"令和の怪物"が上がった。佐々木は先頭のスペンサー・スティアに初球100.7マイル（約162キロ）の直球をマークして、まず１ストライク。１ボールをはさみ、再び101.1マイル（約162.7キロ）の直球でカウント1-2と追い込むと、最後は低めのスプリットで空振り三振を奪った。

　続くギャビン・ラックスには２球連続100マイル超えの直球。最後は再びスプリットで空振り三振を奪い２者連続三振に仕留めた。３人目のオースティン・ヘイズの２球目には最速101.4マイル（約163.1キロ）をマーク。３球目の直球で遊直に打ち取り、しっかり１イニングを無失点に抑えてドジャースを勝利に導いた。
　 　佐々木のクローザー起用に日本人ファンは歓喜。「めっちゃ良い感じ」「PSで朗希がクローザーやってるとか誰が想像したよ」「由伸が投げて朗希が締めるとか感動」「冗談抜きで佐々木朗希こそ、ドジャースブルペンの救世主！」「大魔神・佐々木がここに爆誕した」「クローザーで160キロ連発」など、クローザー起用に一発快投する圧巻の投球内容に大興奮だった。

　ドジャースは先発した山本由伸が７回途中まで113球の熱投。４安打９奪三振２失点の好投で白星を挙げた。また、１番・指名打者で先発出場した大谷翔平も１点リードの６回に右適時打で追加点をもたらすなど１安打１打点。ドジャースの日本人トリオが大活躍した。

構成●THE DIGEST編集部

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