MLB

ドジャース有利を裏付ける「73.9%」 “初戦白星”の大きな意味を米記者が紹介「ポストシーズンの歴史上...」

THE DIGEST編集部

2025.10.05

敵地での地区シリーズ初戦勝利に大きく貢献した大谷。(C)Getty Images

 連覇への大きな1勝だ。

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月4日、地区シリーズ初戦でフィラデルフィア・フィリーズに5対3で逆転勝利。ワイルドカードシリーズの勢いそのままに銀河系軍団から白星を奪った。

 地区シリーズは5戦3勝制。最初の2戦は上位シードの本拠地で始まり、次の2戦は下位シードの本拠地、最終戦までもつれた場合は再び上位シードのホームに戻る形だ。ゆえに、今回ドジャースが敵地での初戦を勝ち取ったのは、下位シードとして大きな意味を持つ。

 実際、今季レギュラーシーズンの成績で見ると、フィリーズは敵地だと41勝40敗で勝率50.6%。一方、ホームでは55勝26敗で勝率67.9%と大きな差がある。それはドジャースも同様で、ビジターでは50.6%(41勝40敗)だった勝率が、本拠地ドジャー・スタジアムになると64.2%(52勝29敗)にまで跳ね上がる。
 
 このドジャース有利の状況を裏付けるデータをMLB公式サイトのサラ・ラングス記者が紹介している。「ポストシーズンの歴史上、5戦3勝制のシリーズで第1戦に勝利したチームは、156回中113回(72.4%)でシリーズを制している」と、同氏は初戦を制したドジャースが本シリーズでかなり優位だと説いた。

 さらにラングス記者は球場を2戦、2戦、1戦で移す現行制度が導入されて以降、地区シリーズでは、敵地で第1戦に勝利したチームが46回中34回(73.9%)、最終的にリーグ優勝決定シリーズへ駒を進めていると付け加えた。

 データ通りながら、次のステージ進出に大きく前進したといえるドジャース。このまま連勝し、チームはロサンゼルスでリーグ優勝決定シリーズ進出を決めたいところだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える"ゴージャスでセレブな妻&パートナー"を一挙紹介!

【動画】大谷翔平がフィリーズ打線「ビッグ3」をきりきり舞い、"お手上げ"の苦笑い浮かべた実際のシーン

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた"現役バスケ選手時代"を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も