現地10月6日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地での地区シリーズ第2戦でフィラデルフィア・フィリーズに4対3で勝ち、同シリーズを2連勝。ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)進出に王手をかけた。ドジャースは9回に1点差とされるヒヤヒヤな展開も、最後は佐々木朗希が締めくくり2セーブ目をマークした。
1番・指名打者でスタメン出場した大谷翔平は初回、フィリーズ先発左腕ヘスス・ルサルドの低めチェンジアップに手が出ず見逃し三振。際どいコースでの判定に少し不満を示すような顔でベンチに引き揚げた。
3回の第2打席は初球を積極的に振ったが二ゴロ。6回の第3打席はカウント2-2から外角低めのチェンジアップを引っ掛けて一ゴロ。第1戦から7打席ノーヒット、5三振(1四球)と完全に大ブレーキだ。
試合は両軍先発が素晴らしいピッチングの白熱した投手戦となる。ドジャース先発のブレイク・スネルは4回まで毎回の奪三振。5回に初ヒットを打たれるまで7個の三振を積み上げる。6回には2つの四球を与えて初めて得点圏にランナーを背負ったが、3番プライス・ハーパーをスライダーで空振り三振。続くアレク・ボームをチェンジアップで三ゴロに打ち取り無失点。2度のサイ・ヤング賞左腕が99球の熱投で1安打9奪三振の快投で抑える。
スネルを援護したいドジャース打線はルサルドの前に沈黙。初回にムーキー・ベッツの左安打以外は6回までスコアボードにゼロが並ぶ。左腕の前に1安打5三振と攻略の糸口が掴めない。
均衡が破れたのは7回表。ドジャースは先頭のテオスカー・ヘルナンデスが中安打、続くフレディ・フリーマンが右翼線への二塁打で無死二、三塁につなげてルサルドをマウンドから引きずり下ろす。1死後、6番キケ・ヘルナンデスが遊ゴロになるも三塁ランナーのヘルナンデスがスライディングで間一髪セーフ。ドジャースが待望の先制点を奪う。
このあと2死満塁に拡げたドジャースは6回から途中出場のウィル・スミスが2点中適時打で追加点。なおも一、二塁で大谷が相手3番手マット・ストラームの2球目を右前に鋭く弾き返す適時打で4点目。ようやく本シリーズ初タイムリーに大谷は右手でガッツポーズを出し、一塁ベース上で叫んだ。
4対0としたドジャースは7回裏から2番手にエメット・シーハンを投入。8回に1死三塁から1点を与えたが、2番カイル・シュワーバーを空振り三振。続くハーパーを中飛に仕留め、なんとか反撃を抑えた。
大谷は9回に2死一、二塁の好機で5度目の打席が回ってきたがナックルカーブにバットが出て空振り三振。前の打席でタイムリーが出たとはいえ、バットの調子はまだ今ひとつのようだ。
3点リードのドジャースは9回、セーブシチュエーションの場面だったが佐々木朗希ではなく、ブレイク・トライネンが登板。37歳の右腕で逃げ切りを図るが、なんとこれが大誤算。中安打、左二塁打を浴び無死二、三塁にするとニック・カステラノスに2点適時二塁打をあっさり献上。あっという間に1点差になると、沈黙していた敵地は一気に沸き上がり大熱狂。球場の雰囲気は異様な空気にかわる。
緊急事態にデーブ・ロバーツ監督はトライネンを即降板させ、左腕のアレックス・ベシアを投入。なんとか2死までこぎ着ける。あと1アウトの場面で指揮官は、ここでクローザーの佐々木を投入。2死一、三塁と一打出れば同点という痺れる展開だったが、佐々木はトレイ・ターナーを二ゴロに仕留めてゲームセット。フィリーズ打線の勢いをなんとか食い止め、ドジャースがギリギリで勝利を掴み取った。
構成●THE DIGEST編集部
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1番・指名打者でスタメン出場した大谷翔平は初回、フィリーズ先発左腕ヘスス・ルサルドの低めチェンジアップに手が出ず見逃し三振。際どいコースでの判定に少し不満を示すような顔でベンチに引き揚げた。
3回の第2打席は初球を積極的に振ったが二ゴロ。6回の第3打席はカウント2-2から外角低めのチェンジアップを引っ掛けて一ゴロ。第1戦から7打席ノーヒット、5三振(1四球)と完全に大ブレーキだ。
試合は両軍先発が素晴らしいピッチングの白熱した投手戦となる。ドジャース先発のブレイク・スネルは4回まで毎回の奪三振。5回に初ヒットを打たれるまで7個の三振を積み上げる。6回には2つの四球を与えて初めて得点圏にランナーを背負ったが、3番プライス・ハーパーをスライダーで空振り三振。続くアレク・ボームをチェンジアップで三ゴロに打ち取り無失点。2度のサイ・ヤング賞左腕が99球の熱投で1安打9奪三振の快投で抑える。
スネルを援護したいドジャース打線はルサルドの前に沈黙。初回にムーキー・ベッツの左安打以外は6回までスコアボードにゼロが並ぶ。左腕の前に1安打5三振と攻略の糸口が掴めない。
均衡が破れたのは7回表。ドジャースは先頭のテオスカー・ヘルナンデスが中安打、続くフレディ・フリーマンが右翼線への二塁打で無死二、三塁につなげてルサルドをマウンドから引きずり下ろす。1死後、6番キケ・ヘルナンデスが遊ゴロになるも三塁ランナーのヘルナンデスがスライディングで間一髪セーフ。ドジャースが待望の先制点を奪う。
このあと2死満塁に拡げたドジャースは6回から途中出場のウィル・スミスが2点中適時打で追加点。なおも一、二塁で大谷が相手3番手マット・ストラームの2球目を右前に鋭く弾き返す適時打で4点目。ようやく本シリーズ初タイムリーに大谷は右手でガッツポーズを出し、一塁ベース上で叫んだ。
4対0としたドジャースは7回裏から2番手にエメット・シーハンを投入。8回に1死三塁から1点を与えたが、2番カイル・シュワーバーを空振り三振。続くハーパーを中飛に仕留め、なんとか反撃を抑えた。
大谷は9回に2死一、二塁の好機で5度目の打席が回ってきたがナックルカーブにバットが出て空振り三振。前の打席でタイムリーが出たとはいえ、バットの調子はまだ今ひとつのようだ。
3点リードのドジャースは9回、セーブシチュエーションの場面だったが佐々木朗希ではなく、ブレイク・トライネンが登板。37歳の右腕で逃げ切りを図るが、なんとこれが大誤算。中安打、左二塁打を浴び無死二、三塁にするとニック・カステラノスに2点適時二塁打をあっさり献上。あっという間に1点差になると、沈黙していた敵地は一気に沸き上がり大熱狂。球場の雰囲気は異様な空気にかわる。
緊急事態にデーブ・ロバーツ監督はトライネンを即降板させ、左腕のアレックス・ベシアを投入。なんとか2死までこぎ着ける。あと1アウトの場面で指揮官は、ここでクローザーの佐々木を投入。2死一、三塁と一打出れば同点という痺れる展開だったが、佐々木はトレイ・ターナーを二ゴロに仕留めてゲームセット。フィリーズ打線の勢いをなんとか食い止め、ドジャースがギリギリで勝利を掴み取った。
構成●THE DIGEST編集部
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