元読売ジャイアンツの江川卓氏が10月7日、公式YouTubeチャンネル『江川卓のたかされ』を更新。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と佐々木朗希の不安点を語った。
江川氏はまず、フィラデルフィア・フィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)第1戦で勝利投手になった大谷翔平のピッチングに言及。投球フォームが、以前と比較して変化が見られると指摘する。
「手の位置が少し落ちているんですよ。手の位置が落ちると、肘のラインも少し落ちるんです」
この原因を江川氏は、大谷の決め球であるスイーパーと関係があるとみているようだ。
「横に下ろせば絶対に曲がるんですけど、身体の軸で振ってきてから肘が下がることによって、肘への負担がものすごく増えているんです」
一方、「左足のつま先の着き方は非常に良い」と評価。ただ、「足の着き方が、上から投げるように着けている」というなかでの上半身の動きに、不安を感じているようだ。
「下半身の使い方は100点なのに、肘がちょっと下がりすぎ。少し上げて。スイーパーがもう少し曲がらないような状況で投げた方がいい」
上半身と下半身のバランスに懸念を示しながらも、勝負最優先のプレーオフでは打者を抑えなければならない事情もあり、「打ち取りたいから(ボールを)曲げたいというのはありますね」と、大谷の心情に理解を示す。
また「私の想像と違うものが出てきたらいいなと。負担がかかっているんじゃないかなと思っているので、そうじゃなければいいという風に見ています。当たらなければいいと思っています」とも述べた。
さらに、NLDSで2試合連続セーブを挙げるなど、ドジャースでのクローザーに抜擢されている佐々木についても言及。5月に負傷離脱し、マイナーリーグでの調整を経て9月に復帰した23歳の右腕について、江川氏は良い状態に戻っていると分析する。精神的なものが要因だと予想している。
「休む前はすごく崩れていて、コントロールがつかなかったんですけど、今はクローザーになったことで、緊張感が良い方に出ていて、良い投げ方になっている」
ただし、「ちょっと高めのボールでも、アンパイアがストライクを取ってくれているので助かっているとも思いますよ。変化球が抜けているのがちょっと心配」とも指摘。「誰かにガツンとやられた後に怖くなる」という懸念もあるようだ。
「怖くなった時に(腕振りが)縮まる。そうするとコントロールが乱れてくるので、クローザーで一発、遭わなければいいです」
ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけているドジャースで、大活躍している大谷と佐々木。日本中の話題となっているなかでも、野球理論に定評のある江川氏が冷静に見守っている。
構成●THE DIGEST編集部
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江川氏はまず、フィラデルフィア・フィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)第1戦で勝利投手になった大谷翔平のピッチングに言及。投球フォームが、以前と比較して変化が見られると指摘する。
「手の位置が少し落ちているんですよ。手の位置が落ちると、肘のラインも少し落ちるんです」
この原因を江川氏は、大谷の決め球であるスイーパーと関係があるとみているようだ。
「横に下ろせば絶対に曲がるんですけど、身体の軸で振ってきてから肘が下がることによって、肘への負担がものすごく増えているんです」
一方、「左足のつま先の着き方は非常に良い」と評価。ただ、「足の着き方が、上から投げるように着けている」というなかでの上半身の動きに、不安を感じているようだ。
「下半身の使い方は100点なのに、肘がちょっと下がりすぎ。少し上げて。スイーパーがもう少し曲がらないような状況で投げた方がいい」
上半身と下半身のバランスに懸念を示しながらも、勝負最優先のプレーオフでは打者を抑えなければならない事情もあり、「打ち取りたいから(ボールを)曲げたいというのはありますね」と、大谷の心情に理解を示す。
また「私の想像と違うものが出てきたらいいなと。負担がかかっているんじゃないかなと思っているので、そうじゃなければいいという風に見ています。当たらなければいいと思っています」とも述べた。
さらに、NLDSで2試合連続セーブを挙げるなど、ドジャースでのクローザーに抜擢されている佐々木についても言及。5月に負傷離脱し、マイナーリーグでの調整を経て9月に復帰した23歳の右腕について、江川氏は良い状態に戻っていると分析する。精神的なものが要因だと予想している。
「休む前はすごく崩れていて、コントロールがつかなかったんですけど、今はクローザーになったことで、緊張感が良い方に出ていて、良い投げ方になっている」
ただし、「ちょっと高めのボールでも、アンパイアがストライクを取ってくれているので助かっているとも思いますよ。変化球が抜けているのがちょっと心配」とも指摘。「誰かにガツンとやられた後に怖くなる」という懸念もあるようだ。
「怖くなった時に(腕振りが)縮まる。そうするとコントロールが乱れてくるので、クローザーで一発、遭わなければいいです」
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構成●THE DIGEST編集部
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