ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は現地10月9日、フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第4戦に8回からリリーフ登板。大きなプレッシャーがかかるなか、10回までの3イニングで無安打無失点、無四球のパーフェクトピッチングを披露してチームのサヨナラ勝ちに大きく貢献した。
この試合はドジャース先発タイラー・グラスノー、フィリーズ先発クリストファー・サンチェスによる投手戦が繰り広げられ、6回まで両軍無得点。白熱の投手戦が展開された。
7回にドジャースは2番手エメット・シーハンがタイムリー二塁打を浴びて先制点を与えたものの、その裏にムーキー・ベッツが執念の押し出し四球で同点に追いついた。
佐々木は8回、先頭のカイル・シュワーバーを159キロのフォーシームで右飛に打ち取ると、続くブライス・ハーパーをカットボールで三飛。そしてアレック・ボームを初球162キロの速球で二ゴロに仕留めた。
9回のマウンドに上がった佐々木は、ブランドン・マーシュ、J.T.リアルミュート、マックス・ケプラーを三者凡退。延長10回のマウンドを任され、ニック・カステヤノス、ブライソン・ストット、そしてリーグ首位打者トレイ・ターナーを三者凡退に抑え切った。
佐々木の完全投球でフィリーズに流れを渡さなかったドジャースは延長11回裏、トミー・エドマンとマックス・マンシーのヒットから、キケ・ヘルナンデスが四球で2死満塁とサヨナラの場面につなげる。続くアンディ・パヘスがボテボテの投ゴロになるも、フィリーズ5番手オリオン・カーケリングが一塁ではなく慌てて本塁へ投げてしまい、悪送球に。ドジャースが劇的な形でサヨナラのホームを踏み、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者によると、デーブ・ロバーツ監督は佐々木について、「私が覚えている限り、史上屈指のリリーフ登板の一つだった。本当に特別な何かが見え始めている」と試合後の会見で賛辞を惜しまなかったという。
カムラス記者自身も、「この試合(そして地区シリーズ)のドジャースのMVPはロウキ・ササキだ」とXに投稿。「彼は第1、2戦でセーブを挙げ、4戦目では8回から10回までパーフェクトな投球を見せた。ドジャースはリーグ優勝決定シリーズに進出し、残りのポストシーズンを制するクローザーを得た」と断言。このシリーズで大きな収穫があったと説いた。
若き日本人右腕を称賛するLA記者は他にもいる。試合中に「もしこの試合でドジャースが勝ったら、息子の名前を『ロウキササキ・ハリス』にするよ』と話していたのはブレイク・ハリス氏。日頃からドジャースを追う敏腕記者は、「もし地区シリーズでMVPを授与するとしたら、それはロウキ・ササキに贈られるだろう」とコメント。「ルーキー離れした、なんて素晴らしいシリーズなんだ」と絶賛の言葉を続けた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】首位打者トレイ・ターナーとのシリーズ2度目の対戦も、100マイルのフォーシームで押し込んだ!
この試合はドジャース先発タイラー・グラスノー、フィリーズ先発クリストファー・サンチェスによる投手戦が繰り広げられ、6回まで両軍無得点。白熱の投手戦が展開された。
7回にドジャースは2番手エメット・シーハンがタイムリー二塁打を浴びて先制点を与えたものの、その裏にムーキー・ベッツが執念の押し出し四球で同点に追いついた。
佐々木は8回、先頭のカイル・シュワーバーを159キロのフォーシームで右飛に打ち取ると、続くブライス・ハーパーをカットボールで三飛。そしてアレック・ボームを初球162キロの速球で二ゴロに仕留めた。
9回のマウンドに上がった佐々木は、ブランドン・マーシュ、J.T.リアルミュート、マックス・ケプラーを三者凡退。延長10回のマウンドを任され、ニック・カステヤノス、ブライソン・ストット、そしてリーグ首位打者トレイ・ターナーを三者凡退に抑え切った。
佐々木の完全投球でフィリーズに流れを渡さなかったドジャースは延長11回裏、トミー・エドマンとマックス・マンシーのヒットから、キケ・ヘルナンデスが四球で2死満塁とサヨナラの場面につなげる。続くアンディ・パヘスがボテボテの投ゴロになるも、フィリーズ5番手オリオン・カーケリングが一塁ではなく慌てて本塁へ投げてしまい、悪送球に。ドジャースが劇的な形でサヨナラのホームを踏み、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者によると、デーブ・ロバーツ監督は佐々木について、「私が覚えている限り、史上屈指のリリーフ登板の一つだった。本当に特別な何かが見え始めている」と試合後の会見で賛辞を惜しまなかったという。
カムラス記者自身も、「この試合(そして地区シリーズ)のドジャースのMVPはロウキ・ササキだ」とXに投稿。「彼は第1、2戦でセーブを挙げ、4戦目では8回から10回までパーフェクトな投球を見せた。ドジャースはリーグ優勝決定シリーズに進出し、残りのポストシーズンを制するクローザーを得た」と断言。このシリーズで大きな収穫があったと説いた。
若き日本人右腕を称賛するLA記者は他にもいる。試合中に「もしこの試合でドジャースが勝ったら、息子の名前を『ロウキササキ・ハリス』にするよ』と話していたのはブレイク・ハリス氏。日頃からドジャースを追う敏腕記者は、「もし地区シリーズでMVPを授与するとしたら、それはロウキ・ササキに贈られるだろう」とコメント。「ルーキー離れした、なんて素晴らしいシリーズなんだ」と絶賛の言葉を続けた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】首位打者トレイ・ターナーとのシリーズ2度目の対戦も、100マイルのフォーシームで押し込んだ!
関連記事
- 「ホーム踏み損ねてたぞ!」ドジャース劇的サヨナラの陰でキム・ヘソンによる“あわやの事態”が話題!「暴投しなきゃアウトだった」「本気で走ってた?」
- NHK中継でも飛び出した懐かしい“NPB助っ人”の名前に視聴者反応 佐々木朗希3イニング快投に…「やっぱ思い出すよね、実況さん」
- 大谷翔平、地区S18打数1安打・打率.056に「思い通りにいかないというか」快投の佐々木朗希には「もう本当に素晴らかったですし、見てて頼もしい」と大絶賛
- 【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!
- 【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も