シカゴ・カブスの鈴木誠也は現地10月11日、ミルウォーキー・ブルワーズとの地区シリーズ第５戦で同点となるソロホームランを放った。これで今ポストシーズン３本目となる。

　初回に１点を先制された直後の２回、先頭打者として打席に立った鈴木はこの回から登板したブルワーズの新人ジェイコブ・ミジオロウスキーと対戦。初球162キロのフォーシームが１ボールになってからの２球目、真ん中低め163キロのフォーシームを捉えた。

　打球は右中間方向にぐんぐん伸びていき、自軍ブルペンに飛び込んだ。勝てばリーグ優勝決定シリーズ進出、負ければシーズン終了となる大一番での貴重な一発に、本人も腕を振り下ろしながら雄叫びを上げて喜びを爆発させた。
  　鈴木のホームランに、ファンからは称賛の声が相次いだ。

「これは日本人最強右バッター」
「ミジオロウスキーから打ったのはデカい」
「比較的甘いとはいえ101マイルを逆方向に、バケモンやろ」
「大仕事！鳥肌立ちました」
「まじか!!!神ってるぞ」
「ドジャースと戦うんや!!!」

　試合は３回が終わり１－１の同点となっている。勝利したチームがリーグ優勝決定シリーズでロサンゼルス・ドジャースと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「101マイルを逆方向に、バケモンやろ」鈴木誠也が“怪物新人”の163km豪速球を右中間ブルペンに叩き込む！