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MLB

NLCS第1戦、“8-6-2”の珍事に米記者陣も「誰も見たことない」「過去35年で初めて…」「クレイジーだ」驚きの声が止まず

THE DIGEST編集部

2025.10.14

ロバーツ監督が抗議をするも中ゴロ併殺打の判定は覆らず。(C) Getty Images

ロバーツ監督が抗議をするも中ゴロ併殺打の判定は覆らず。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月13日(日本時間14日)、敵地でのミルウォーキー・ブルワーズとのナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第1戦に臨み、2対1で初戦を制した。白星スタートとしたドジャースだが、4回表の1死満塁の絶好機をまさかの“センターゴロ併殺打”で逃したプレーに、米ジャーナリストから驚きの声が続々と上がった。

  4回表のドジャースの攻撃。1死満塁で7番マックス・マンシーが放った大飛球は、センターのサル・フレリックがフェンス際まで猛然と追いかけ、グラブに当てて弾き、フェンスに当たったボールを捕球して、すぐさま本塁へ向けて送球。
 
 三塁走者のテオスカー・ヘルナンデスは、センターフライと思い込み、三塁に戻りタッチアップから本塁へ突入したが、間一髪本塁でアウトに。二塁走者のウィル・スミスもフレリックが直接捕球したと判断したようで三塁に進んでおらず、捕手のウィリアム・コントレラスが先に三塁を踏み、センターゴロによる併殺打が成立した。

 このプレーに、米スポーツジャーナリストが一斉に反応。45万以上のフォロワーを持つMLBアナリストのジャレッド・カラビス氏が自身のXに「野球の試合で、これまで誰も見たことがないような最も驚くべきプレーのひとつだ。グランドスラムになりそうな打球が8-6-2のダブルプレーに。凄い!」と綴り、驚きを示せば、MLB公式サイト記者のサラ・ラングス氏も「少なくとも過去35年のポストシーズンで初めての8-6-2のダブルプレー」とXに記した。『MLB.com』によれば、それ以前は同様のプレーで外野の3つのポジションを区別していなかったという。

 また、『MLB.com』のブルワーズ番記者のアダム・マッカルビー氏もXで、「このクレイジーなプレーについての最もクレイジーなこと」として、「スコアブックには『ダブルプレーに打ち取られた』と記録され、“8-6-2”と記載される」と興奮気味に綴っている。

 なかなか見られない超珍プレーに、現地のジャーナリストたちも驚きを隠せなかったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】マンシーが大飛球を放つも…まさかのセンターゴロ併殺打!
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