ロサンゼルス・ドジャースは現地10月17日、本拠地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第４戦を５対１で下し、シリーズ４連勝。ワールドシリーズ進出を決めた。大谷翔平は１番・投手兼指名打者の二刀流で先発出場し、バットでは３本塁打の大暴れだった。特に２本目は超特大弾。目撃した同僚らのリアクションが日米ファンの間で話題になっている。

　別次元な一発に唖然とした表情だった。ドジャースが３点リードした４回、３度目の打席を迎えた大谷は相手右腕チャド・パトリックの５球目、内角低めにきたカットボールを一閃。米実況も思わず「Oh my goodness!!（なんてことだ）」と絶叫した打球はあっという間に右翼スタンド最上段へ。飛距離469フィート（約142.9メートル）の超特大弾を叩き込み、打球は右翼上部の屋根にあたりスタンド後方の茂みに入った。

　この日２本目のアーチ。無論、三塁ベンチのドジャース戦士たちは大興奮だ。中継カメラに抜かれたフレディ・フリーマンは「嘘だろ...」と頭を抱え、ミゲル・ロハスも同じように両手を頭に添えて「ありえない...」というようなリアクション。味方であるにもかかわらず、そのあまりの衝撃度にドン引きの表情だった。一方で、ブルペン陣はエメット・シーハンとアンソニー・バンダがハイタッチを交わすも、こちらも口あんぐり。手前の人物は「何それぇぇぇぇーー」と目を見開くほど唖然としていた。
  　ドジャースの球団公式、専門メディア『Dodgers Nation』がそれぞれSNSに公開した動画は日米ファンで拡散。大谷の驚愕アーチを絶賛するコメントはもちろん、「チームメイトが頭を抱えるところまでがセット。マジで最高」「ドジャース選手の本音→こいつが味方で本当に良かった...」「化け物かよ」「メジャーの超一流選手が全員頭抱えるレベルって見ない光景だぞ」「同僚たちにこのリアクションさせる大谷さん凄い」など、ベンチやブルペンの表情に多くの反響が上がった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「※注意　頭を抱えているのは味方です」大谷翔平の場外HRを目撃した同僚のリアクション集

【記事】「大谷さんの気持ちを汲んだいい訳」MVPインタビューでの通訳表現を日本人絶賛「アイアトン氏有能」「Beerじゃないところが素敵」