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「目にキラーの心構えがある」ロバーツ監督が新守護神・佐々木朗希の“恐るべき進化”を絶賛!「私自身が彼から学んでいる」「初球でストライクを取れば...」

THE DIGEST編集部

2025.10.21

リーグ優勝決定シリーズでいわゆる“胴上げ投手”となった佐々木(右)。ロバーツ監督は「我々のクローザーだ」と信頼を口にする。(C)Getty Images

リーグ優勝決定シリーズでいわゆる“胴上げ投手”となった佐々木(右)。ロバーツ監督は「我々のクローザーだ」と信頼を口にする。(C)Getty Images

 10月20日、ロサンゼルス・ドジャースのデイブ・ロバーツ監督がABEMA TVで配信された「おはようロバーツ」に緊急出演。ミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦の試合直前というタイミングで、貴重なインタビュー取材に応じた。

 番組は「新守護神・佐々木朗希スペシャル」と題して指揮官を直撃。佐々木はここまでのポストシーズンで防御率1.13の3セーブを記録。なかでも地区シリーズのフィラデルフィア・フィリーズとの第4戦では、スリリングな局面で3回ロングリリーフを投げ切って強力打線を無失点に封じ込んだ。

 瞬く間に頼れるクローザーに定着した佐々木。ロバーツ監督は真っ先に「朗希はキラーだ」と表現すると、「フィリーズ戦の登板で首位打差のトレイ・ターナーをアウトにした。しかもあのフィリーズ相手に1回だけでなく、2回3回を投げました。彼の目から、キラーの心構えが見て取れましたよ」と絶賛し、「自信がついたことで、よりキラーになってきています」と続けた。

 鳴り物入りで入団した佐々木だったが、シーズン途中から怪我もあってマイナー調整を余儀なくされるなど、浮き沈みの激しい日々を送った。指揮官は「今年前半の朗希を見ていると、彼にはキラー的な精神がなかった。でもそれが成功を掴むことによって、今芽生え始めているのです。少し成功すると少し自信がついてきて、目の中にキラー的な魅力が現れてきます」と力説する。

 ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦では、クローザーとしてシャットアウトが期待されたが1安打2四球1失点を許し、9回2アウトでの降板を余儀なくされた。その投球をどう分析しているのかと問われ、「あの日は調子が今ひとつだった。投手にはよくあることです。それまでは素晴らしい調子でしたが、あの日は球に切れがなかった」と回答。そのうえで「ただ、経験を積み上げる必要があるだけです。朗希は初球でストライクを取ると調子がいいが、そうでないと少し厳しくなります。初球をスプリットでストライクを取ると、彼を攻略するのは難しいのです」と解説し、降板時には「前を向いて前に進もう」との言葉を投げかけたという。
 
 ロバーツ監督は「我々のクローザーは朗希です」とあらためて信頼を強調。その言葉通り、インタビュー収録後の第3戦、第4戦でも佐々木を9回のマウンドに送り、23歳右腕は見事ブルワーズ打線をゼロ点に抑え込んで期待に応えた。

 そして名将は最後に「私は彼から学んでいます。大きなプレッシャーがかかる状況で、彼がどう対処するかを見ているんです。プレッシャーがかかる時に良い反応か、悪い反応か。朗希は良い反応をしていますよ。彼の反応から私自身が学んでいる。それが監督の仕事なんです」と付け加えた。

構成●THE DIGEST編集部
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