現地時間10月25日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がワールドシリーズ第２戦、敵地でのトロント・ブルージェイズ戦で完投。４安打８奪三振１失点で、今季ポストシーズン２試合連続の完投勝利を収めた（スコアは５対１）。

　立ち上がりこそ制球が定まらなかったものの、３回に犠打で同点（１対１）に追いつかれて以後は完璧なピッチング。４回以降はブルージェイズの強力打線を抑えた山本はランナーをひとりも出さなかった。なかでも、３者連続三振で仕留めた８回の投球は圧巻だった。

　ポストシーズンでの２試合連続完投は2001年のカート・シリング（アリゾナ・ダイヤモンドバックス）以来の快挙で、この結果を受け、MLB公式のX（旧ツイッター）は人気ホラー映画「呪怨」のオマージュと見られる画像（山本が黒目、青白い顔色）をアップしつつ、以下のコメントを掲載した。

「山本由伸：10月は打者たちに悪夢を見せ続けている」 　この投稿にファンも反応。さまざまな声が寄せられている。

「敵にしたら貞子よりこわい」
「山本呪怨」
「もうちょっと他の褒め方あるだろ」
「こんないじられ方もするのか笑」
「怖すぎるでしょ」

　この日の山本は対峙した打者にとって確かに“悪夢”だった。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「怖すぎるでしょ」MLB公式が掲載した“呪怨オマージュ”の山本