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トライネン、連続適時打浴びるも「いい球は投げられていた」と手応えも… 前日に続く救援失敗「この2日間で最大のミス」に言及

THE DIGEST編集部

2025.10.29

救援失敗となったトライネン。「いい球は投げられた」と語った。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月28日、本拠地で行なわれたトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第4戦に2対6で敗北。通算成績は2勝2敗のタイとなった。試合後、3番手として登板したブレイク・トライネンが報道陣の取材に応じた。
 

 ドジャースは7回、ここまで2失点の先発・大谷翔平が無死二、三塁のピンチを迎えると、デーブ・ロバーツ監督は交代を告げ、2番手でアンソニー・バンダを送り込む。しかし、ヒメネスにタイムリーを浴びると、さらに内野ゴロの間に1点を失う。3点差となり2死一、二塁でトライネンがマウンドに上がったものの、ボー・ビシェット、エディソン・バーガーに痛恨の連続適時打を許し、1対6と大きく引き離された。

 試合後、米メディア『Dodger Blue』がトライネンの会見動画を公開。同選手は「この2日間で最大のミスはビシェットへのスライダーだった」と言及し、内角に甘く入ったスライダーを痛打されたシーンを挙げた。ビシェットには前日にも外角の速球を痛打され適時打を献上しており、「上手く打たれた」と相手を称えた。

 ただ一方で、投球自体には「今日はいい球は投げられていたと思う」と手応えも掴んだ様子だったが、「最も大変だったのは18イニングをプレーした後に投球をしたショウヘイだった。本当に驚異的で、勝てる方法を見つけられなかったのは残念だった」と、前日に4打数4安打2本塁打4敬遠1四球で9出塁と奮闘し、この日は先発登板した大谷の力投が報われなかったことを悔やんだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「最大のミス」と悔やんだスライダーが甘く入り… 前日に続きビシェットに痛打される
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