元楽天監督で野球解説者のデーブ大久保氏が10月30日、TBS系列の「ゴゴスマ GO GO!Smile!」に出演。ワールドシリーズ第5戦で、トロントブルージェイズに1対6で敗れたロサンゼルス・ドジャースについて語った。
大久保氏はまず、ドジャースの先発左腕ブレイク・スネルが初回に1番デービス・シュナイダーと2番ブラディミール・ゲレーロJr.にソロ本塁打を連続で打たれた点を問題視する。
「先頭打者にホームランを打たれました。これは仕方ないです。さらにゲレーロJr.選手という“トロントの大谷(翔平)”選手のような、打てば(相手が)乗ってしまう選手に打たれて、ドジャースの士気が下がってしまったんです。しかも2点差になったので、(ドジャース側は)ランナーを1人出してもバントもヒットエンドランも、ものすごく使いにくくなり、ただ打つだけの状態になりました」
そのなかでドジャース打線は、ブルージェイズの先発を託された22歳の新人右腕トレイ・イェサベージに7回3安打12奪三振で1失点に抑えられた。自身も現役時代にキャッチャーだった大久保氏は、26歳捕手のアレハンドロ・カークの配球に着目する。
「若いカーク捕手が高低を使う。速球を高く、低めにフォーク。そういう時には、ベルトから下を打っていく。(ドジャース打線には)この意識が薄かった。下半分の高低にすれば、集中していける。低めも見送れたのに、高いところと低いところという大分広いところになって、ストライクゾーンが散漫になっていたので、高めのボール球に手を出してしまう。低めのワンバウンドも遠くなって、振ってしまう。この状態を作られたので、投げたピッチャーも凄いですけど、実はキャッチャーにも素晴らしいリードをされたんです」
そして、イェサベージの技術的な特長にも言及する。
「怖いもの無しもあるんですけど、技術で言うとフォークが真っ直ぐと同じ軌道で来て、ストンッと落ちる。投げた瞬間、(打者は)フォークとは思わないです。何でワンバウンドのボール球を振ってしまうのかというと、バッターにとっては、真ん中に見えた球がワンバウンドまで落ちてくるから。しかも、(193センチと)すごい長身でアングルという手の高さも異常で、2階のようなところから来る」
ドジャースはシリーズ2勝3敗となり、ブルージェイズに王手をかけられて崖っぷちに追い込まれた。しかも大谷はここ2戦で合計7打数無安打で3三振と当たりが止まっている。
しかし大久保氏は元プロ野球選手の経験から、レギュラーシーズンで大谷が打率.282で55本塁打をマークしているため、相手は「そろそろ打ち出す」と考えるものだという心理を紹介。延長18回で6時間半超の激闘となった第3戦から日が経つために「だから大谷選手の体力も回復しますし、打ってくる」と予想する。
そして、第6戦のキーマンには先発が予想される山本由伸を指名。「山本投手頼みになったのだけは間違いないです」とし、「しっかり投げて完投してくれたら、ドジャースが優勝します」と期待を寄せた。
はたして、ドジャースは巻き返せるだろうか。注目の第6戦は現地10月31日に、敵地ロジャース・センターで行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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大久保氏はまず、ドジャースの先発左腕ブレイク・スネルが初回に1番デービス・シュナイダーと2番ブラディミール・ゲレーロJr.にソロ本塁打を連続で打たれた点を問題視する。
「先頭打者にホームランを打たれました。これは仕方ないです。さらにゲレーロJr.選手という“トロントの大谷(翔平)”選手のような、打てば(相手が)乗ってしまう選手に打たれて、ドジャースの士気が下がってしまったんです。しかも2点差になったので、(ドジャース側は)ランナーを1人出してもバントもヒットエンドランも、ものすごく使いにくくなり、ただ打つだけの状態になりました」
そのなかでドジャース打線は、ブルージェイズの先発を託された22歳の新人右腕トレイ・イェサベージに7回3安打12奪三振で1失点に抑えられた。自身も現役時代にキャッチャーだった大久保氏は、26歳捕手のアレハンドロ・カークの配球に着目する。
「若いカーク捕手が高低を使う。速球を高く、低めにフォーク。そういう時には、ベルトから下を打っていく。(ドジャース打線には)この意識が薄かった。下半分の高低にすれば、集中していける。低めも見送れたのに、高いところと低いところという大分広いところになって、ストライクゾーンが散漫になっていたので、高めのボール球に手を出してしまう。低めのワンバウンドも遠くなって、振ってしまう。この状態を作られたので、投げたピッチャーも凄いですけど、実はキャッチャーにも素晴らしいリードをされたんです」
そして、イェサベージの技術的な特長にも言及する。
「怖いもの無しもあるんですけど、技術で言うとフォークが真っ直ぐと同じ軌道で来て、ストンッと落ちる。投げた瞬間、(打者は)フォークとは思わないです。何でワンバウンドのボール球を振ってしまうのかというと、バッターにとっては、真ん中に見えた球がワンバウンドまで落ちてくるから。しかも、(193センチと)すごい長身でアングルという手の高さも異常で、2階のようなところから来る」
ドジャースはシリーズ2勝3敗となり、ブルージェイズに王手をかけられて崖っぷちに追い込まれた。しかも大谷はここ2戦で合計7打数無安打で3三振と当たりが止まっている。
しかし大久保氏は元プロ野球選手の経験から、レギュラーシーズンで大谷が打率.282で55本塁打をマークしているため、相手は「そろそろ打ち出す」と考えるものだという心理を紹介。延長18回で6時間半超の激闘となった第3戦から日が経つために「だから大谷選手の体力も回復しますし、打ってくる」と予想する。
そして、第6戦のキーマンには先発が予想される山本由伸を指名。「山本投手頼みになったのだけは間違いないです」とし、「しっかり投げて完投してくれたら、ドジャースが優勝します」と期待を寄せた。
はたして、ドジャースは巻き返せるだろうか。注目の第6戦は現地10月31日に、敵地ロジャース・センターで行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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