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「涙腺崩壊」ドジャース敗戦後、誰もいない本拠地でカーショウが浮かべた“表情”に米感動「感情がこみ上げてきたよ」

THE DIGEST編集部

2025.10.31

ドジャースのカーショウ。18年過ごした本拠地との別れを惜しんだ。(C) Getty Images

ドジャースのカーショウ。18年過ごした本拠地との別れを惜しんだ。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月29日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に1対6で完敗した。通算2勝3敗で王手をかけられ、崖っぷちとなった。今季ラストゲームとなった本拠地では試合後、レジェンド左腕が別れを惜しむ表情を浮かべた。

 試合終了後、チーム一筋18年のクレイトン・カーショウがスタンドのファンに向け、左腕を上げて別れを告げていた。すでに今季限りで現役引退を表明している37歳ベテランは、この日は登板機会がなかった。最後に本拠地で登板したのが、27日に行なわれた第3戦。6時間39分の死闘を戦い抜いた延長12回、救援として2死満塁のピンチを無失点に抑えたのが現役ラスト登板となった。
 
 米放送局『Fox Sports』のMLBアカウントは、観客が誰もいなくなったドジャー・スタジアムでカーショウが球団スタッフとマウンド上で記念撮影する様子を捉えた。さらに娘と抱き合い、家族と一緒にグラウンド上で仲良く過ごし、慣れ親しんだ場所に別れを惜しむ動画を公開した。

 SNS上では心を動かされた米ファンからのコメントが殺到。ドジャース一筋でMLB通算223勝を挙げた左腕が見せた雄姿には感動と惜別の声が広がっている。

「涙腺崩壊」
「感情がこみ上げてきたよ」
「カーショウは伝説だ」
「優勝パレードでもう一度戻ってこよう」
「カーショウのためにも世界一になってほしい」
「最後の最後に本拠地を去るのを見るのは、どんなオッズの変動よりも心に響く」

 ドジャースは中1日を挟んで日本時間11月1日に敵地トロントで第6戦を迎える。負けたら終わりの先発マウンドにはカーショウが「ヤマには責任感と情熱がある。彼は真のプロフェッショナルだ」と認める山本由伸が上がる。3度のサイ・ヤング賞左腕の魂を日本人エースが受け継ぐ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】18年過ごした本拠地との別れを家族と一緒に惜しむカーショウ

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