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プロ野球

「非常に見応えがあった」落合博満氏が日本シリーズを総括! ソフトバンクが阪神に4勝1敗、勝負の“分岐点”を指摘「結果論になっちゃうけど、順番がどうなのかな」

THE DIGEST編集部

2025.11.01

日本シリーズを制したソフトバンクの小久保監督。写真:鈴木颯太朗

日本シリーズを制したソフトバンクの小久保監督。写真:鈴木颯太朗

 現役時代は3度の三冠王を獲得し、指導者としては中日ドラゴンズの監督を務めていた2007年に日本一経験もある野球解説者の落合博満氏が、自身のYouTubeチャンネル内で、日本シリーズを振り返った。

 セ・リーグ優勝の阪神タイガースとパ・リーグ王者の福岡ソフトバンクホークスが激突した日本シリーズでは、初戦は阪神が2対1で勝利したが、2戦目以降は流れが一変する。

 ソフトバンクが2戦目を10対1で制すと、3戦目は2対1、4戦目と5戦目はともに3対2と敵地の阪神甲子園球場で3連勝を飾り、シリーズ合計4勝1敗で5年ぶりの日本一に輝いた。

 落合氏は王者となったソフトバンクについては「シーズン通り、ピッチャーを中心にした野球をやった。怪我人が続出するなかでも、総合力で勝ち切った。見事な戦い方だった」と称賛する。

 一方、敗れた阪神にも「(リーグ戦で)独走。自分たちのやるべき野球を忠実にやってきた結果だと思う」と称えつつ、日本一になれなかった課題にも言及する。
 
「シーズン通りの野球をやったけど、2点までしか取れなかった。3点目が遠かったというのが、このシリーズ最大の敗因」

 そのうえで、シリーズの分岐点に第2戦を挙げる。阪神の先発投手だったデュプランティエが1回2/3を投げて7失点で降板するなど、2回までに大量9失点を喫した。

 落合氏は「結果論になっちゃうんだけど」と前置きをしたうえで、「なぜ先発が(第3戦で先発した)才木(浩人)じゃなかったのか。普通にいけば才木。そこの順番がどうなのかな」と疑問を呈した。

 そのうえで、両軍の対決を「両リーグのチャンピオンチーム同士が戦った日本シリーズ。非常に見応えがあった」と感想を述べた。

 選手、指導者としても実績十分な落合氏から見ても、両軍の戦いぶりはハイレベルだったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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