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「ヒーローになり損ねるどころか戦犯...」エンタイトル二塁打→走塁での凡ミス犯したバーガーに落胆の声「明日に響かないことを祈るしか...」

THE DIGEST編集部

2025.11.01

走塁ミスで勝利の目を潰してしまったバーガー(右)。(C) Getty Images

走塁ミスで勝利の目を潰してしまったバーガー(右)。(C) Getty Images

 まさかの幕切れにファンも騒然だ。

 トロント・ブルージェイズは現地10月31日、ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第6戦に1-3で敗北。先発のケビン・ゴーズマンが3回に2本のタイムリーヒットで3失点。直後にジョージ・スプリンガーの適時打で1点を返したものの、最後まで追加点が奪えなかった。

 ドジャース先発の山本由伸から4回以降、毎回出塁していた強力ブルージェイズ打線。しかし要所で日本人右腕に抑えられ、あと1点が遠かった。

 最大のチャンスは1-3で迎えた9回、8回からイニングまたぎで登板していたドジャースの佐々木朗希がアレハンドロ・カークに死球を与える。続くアディソン・バーガーがエンタイトル二塁打を放ち無死二、三塁と一打同点のビッグチャンスにつなげ、佐々木をマウンドから引きずり下ろした。

 この絶好機で8番アーニー・クレメントが、ドジャース4番手タイラー・グラスノーに対して、初球から振りにいくがファーストポップフライに倒れる。続くアンドレス・ヒメネスはレフトライナー。2死二、三塁でこの試合タイムリーヒットを放っていたスプリンガーに打席が回るはずだった。
 
 ところが二塁走者のバーガーが本塁生還の意識が強すぎたせいか、必要以上に飛び出してしまう。左翼手キケ・ヘルナンデスの好返球と、二塁手ミゲル・ロハスの好連携もあり、帰塁が間に合わずダブルプレーで試合終了。ブルージェイズ側はチャレンジを申告したが、判定は変わらず。まさかの形で幕切れとなり、本拠地ファンは頭を抱えた。

 エンタイトル二塁打でビッグチャンスを作りながら、“凡ミス”と言わざるを得ない失態を犯してしまったバーガーに、ファンから厳しい声が上がった。

「最悪を超えた最悪の飛び出し」
「点が欲しい!という気持ちも分かる」
「今日の負け方が明日に響かないことを祈るしかない」
「ヒーローになり損ねるどころか戦犯やないかい」
「若さが出てしまったかな」

 第1戦ではワールドシリーズ史上初の代打満塁ホームランを放ち、ブルージェイズに勢いをもたらしたバーガー。すべてが決まる運命の第7戦で今回のミスを取り返すような活躍を見せられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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