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MLB

「誰か助けて」ロイヤルズ、スター遊撃手&厚い投手陣を抱えるも“貧打”が深刻 米メディアが今オフの補強課題を指摘

THE DIGEST編集部

2025.11.07

ロイヤルズのスター遊撃手ウィットJr.(右)と正捕手ペレス(左)。(C)Getty Images

ロイヤルズのスター遊撃手ウィットJr.(右)と正捕手ペレス(左)。(C)Getty Images

 現地11月5日、米メディア『Fansided』は記事の中で今オフの各球団の課題を分析。その中で、今季82勝80敗でア・リーグ中地区3位に終わったカンザスシティ・ロイヤルズについて、「最大の弱点は、間違いなく外野陣だ」と指摘した。

 ロイヤルズは今季、159本塁打とリーグ最低の成績に終わった。それだけでなく、『Fansided』によれば「チームの外野陣は打力不足どころではなく、wRC+(打撃指標)はわずか70でリーグ最下位。それも下から2番目のチームを10ポイントも下回るという、群を抜いた“貧打”ぶりだった」という。

 同メディアは「誰か、この外野陣を助けてくれないか? いや、本当にお願いしたい」と嘆き、現状をこう分析した。
 
「ロイヤルズには一定の投手層があり、MVP候補だったボビー・ウィットJr.もいる。しかし、ウィットやヴィニー・パスクアンティーノを生かすには周囲の打線強化が不可欠」

 同メディアの指摘通り、ロイヤルズにはリーグトップの184安打を記録したウィットJr.や、リーグ10位の32本塁打をマークしたパスクアンティーノに加え、新たに2年契約を結んだ9度のオールスター選出経験を持つベテラン捕手サルバドール・ペレス、今季10勝を挙げた先発右腕マイケル・ワカ、そしてリーグ最多の42セーブを記録した救援投手カルロス・エステベスなど、強力なメンバーが顔を揃える。

 そのうえで、「今オフはFA市場かトレードを通じて、外野補強を積極的に進める必要がある」と提言し、補強候補のひとりとして「ジャレン・デュランなんてどうだろう?」と提案。ボストン・レッドソックスの29歳外野手デュランは今季157試合に出場し、打率.256、得点圏打率.313、16本塁打、84打点、86得点、24盗塁と攻守でチームに貢献した。

 一見すると粒揃いのタレントを抱えているようにも見えるロイヤルズだが、再びプレーオフ争いに加わるためには、今オフの補強でどこまで本気度を示せるかが問われそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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