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大谷夫妻が優勝パレードで手に持っていた“日本製品”にスポンサー企業は破顔一笑「日本文化への関心につながっている」

THE DIGEST編集部

2025.11.07

大谷夫妻が手に持っていた日本製品が大きな反響を集めている。(C)Getty Images

 MLBのロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズとのワールシリーズを4勝3敗で制し、球団史上初の2連覇に輝いた。現地11月3日には地元ロサンゼルスで優勝パレードが行なわれ、日本のファンからも多くの注目を集めた。そんななか、大谷翔平と妻の真美子さんが手にしていた日本製品が小さくない関心を集め、スポンサー企業は予想もしない反響に大喜びだった。

 優勝パレードで大谷は真美子夫人と一緒に乗車。リラックスした表情で笑顔を浮かべ、ドジャースファンの声援に手を振った。本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれた祝賀セレモニーでは「来年またチャンピオンリングを獲る準備はできている」と英語でスピーチ。声高々とV3宣言が飛び出ると、大観衆から大きな拍手と声援が送られた。

 そんな中、SNS上ではセレモニー後に大谷夫妻が手に持っていた緑色のペットボトルに注目。夫妻が手にしていたのは大谷がグローバルアンバサダーを務める伊藤園の自社商品「お~いお茶」だった。これが中継に映り込むと、「お~いお茶持ってるw」「真美子さんも好きなのかな?」など、ファンの間で話題になった。

 この反響に伊藤園が早速反応。同社の広報事務局によると、今回優勝パレードで大谷夫妻が持っていた飲み物は、「お~いお茶 北米版大谷ボトル」だと認めた。
 
 現在、北米で発売されているのは、バッティングシーンの大谷が描れた大谷ボトル。このデザインは日本でも25年3月に初のユニホームデザインで、「お~いお茶玄米茶」「同緑茶」「同ほうじ茶」の3種それぞれに異なる大谷がデザインされており、順番に揃えるとバッティングフォームが完成する粋なデザインになっており、完売する店舗が続出した。北米では、「お~いお茶緑茶」にデザインされた、打つ瞬間の大谷がデザインされており、ポストシーズンの活躍も追い風に店頭では特設コーナーを設けると、大きく販売数量を伸ばしたという。

 伊藤園の米国営業担当は大谷効果について「絶大である」と話しており、「大谷選手の愛飲により『お~いお茶』への注目はもちろんですが、緑茶などの日本文化自体への関心につながっていると感じています。『大谷翔平ボトル』は話題性が高く、初対面の店舗様との会話もスムーズに進むようになり、現地の店舗導入において非常に良いきっかけになっています」と破顔一笑だった。

構成●THE DIGEST編集部

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