野球解説者の井口資仁氏が、日本テレビ系列の「Going! Sports&News」に出演し、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸について語った。
周知のとおり、山本は先のワールドシリーズで大活躍。第6戦の先発勝利の翌日には第7戦でリリーフし、9回途中から延長11回まで投げ抜き、優勝投手になった。シリーズで3勝を挙げ、MVPに選出された。
レギュラーシーズンでは12勝8敗、防御率2.49の好成績で、ポール・スキーンズ(パイレーツ)、クリストファー・サンチェス(フィリーズ)とともにサイ・ヤング賞の最終候補にノミネートされている。
ロッテの監督時代に対戦経験がある井口氏は、山本の特長を「基本にあるのはコントロールの良さです」とし、こう続ける。
「ボールが、ストライクゾーンの半分から下にしか来ないです。低めで、空振りやゴロを取れる。 (監督時代には)作戦が全く違いました。1点を取るのが、しんどかった。ノーアウト1塁でバントをして1アウト二塁にしても、点が入らないんですよ。良いピッチャーは、得点圏に置くとギアが入る。バットにかすらせてもくれない、そういう投球をしてくる。最高の投手」
また、今シーズンに遂げた進化について、「去年は真っ直ぐと縦のカーブ(が主体で)、右バッターにとって踏み込みやすいピッチャーだったのが、今年はシンカー系のボールで横幅も広がっていく投球ができたので、バッターは踏み込めないんですよね」と分析。同番組は山本のシンカーの投球数が昨年の約5倍に増え、対右打者の被打率が.263から.191に低下したと紹介する。
そして来季について、井口氏は「20勝が見えてくると思いますし、そこに大谷(翔平)選手も入ってくるはずなので、サイ・ヤング賞を2人で争うようなシチュエーションになっちゃうかもしれないです」と期待を寄せた。
来季の投球も大いに楽しみな山本。2025年シーズンのサイ・ヤング賞獲得なるか。現地12日に発表される予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
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【動画】シンカーを意識させてからのスプリット! 山本由伸、今シーズン最後の投球
周知のとおり、山本は先のワールドシリーズで大活躍。第6戦の先発勝利の翌日には第7戦でリリーフし、9回途中から延長11回まで投げ抜き、優勝投手になった。シリーズで3勝を挙げ、MVPに選出された。
レギュラーシーズンでは12勝8敗、防御率2.49の好成績で、ポール・スキーンズ(パイレーツ)、クリストファー・サンチェス(フィリーズ)とともにサイ・ヤング賞の最終候補にノミネートされている。
ロッテの監督時代に対戦経験がある井口氏は、山本の特長を「基本にあるのはコントロールの良さです」とし、こう続ける。
「ボールが、ストライクゾーンの半分から下にしか来ないです。低めで、空振りやゴロを取れる。 (監督時代には)作戦が全く違いました。1点を取るのが、しんどかった。ノーアウト1塁でバントをして1アウト二塁にしても、点が入らないんですよ。良いピッチャーは、得点圏に置くとギアが入る。バットにかすらせてもくれない、そういう投球をしてくる。最高の投手」
また、今シーズンに遂げた進化について、「去年は真っ直ぐと縦のカーブ(が主体で)、右バッターにとって踏み込みやすいピッチャーだったのが、今年はシンカー系のボールで横幅も広がっていく投球ができたので、バッターは踏み込めないんですよね」と分析。同番組は山本のシンカーの投球数が昨年の約5倍に増え、対右打者の被打率が.263から.191に低下したと紹介する。
そして来季について、井口氏は「20勝が見えてくると思いますし、そこに大谷(翔平)選手も入ってくるはずなので、サイ・ヤング賞を2人で争うようなシチュエーションになっちゃうかもしれないです」と期待を寄せた。
来季の投球も大いに楽しみな山本。2025年シーズンのサイ・ヤング賞獲得なるか。現地12日に発表される予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
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