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ドジャースはブルペン補強に慎重姿勢か LA紙は昨オフ4年111億円の“失敗”を懸念「長期オファーを躊躇する」 GMは積極補強を「必須とは思わない」

THE DIGEST編集部

2025.11.14

昨オフ4年契約でドジャースに入団したスコット。リリーフ投手と長期契約するリスクの高さを露呈する1年となった。(C)Getty Images

昨オフ4年契約でドジャースに入団したスコット。リリーフ投手と長期契約するリスクの高さを露呈する1年となった。(C)Getty Images

 ロサンゼルスの地元紙『Los Angeles Times』は現地11月12日、ロサンゼルス・ドジャースの今オフ重要課題であるブルペン陣の補強に関する記事を配信。球界屈指の資金力とは裏腹に契約が難航する可能性があると示唆した。

 昨オフは球団のリリーフ投手史上2番目に高い4年7200万ドル(約111億円=当時)の大型契約でサンディエゴ・パドレスから豪腕タナー・スコットを獲得。守護神の役割を期待しての契約だったが終わってみれば防御率4.74、今季MLBワーストのセーブ失敗10度で1勝4敗8ホールド23セーブ。物足りない数字で、“失敗”と言える加入初年度となってしまった。

 チームはスコットの復活を期待する一方で、FA市場に目を向けており、ニューヨーク・ヤンキースからFAとなったデビン・ウィリアムズ、ニューヨーク・メッツからFAとなったエドウィン・ディアスに注目していると見られている。両投手を巡っては、他にもいくつかのチームが獲得に動いていると言われており、その契約は3、4年になる可能性もある。
 
 しかし『Los Angeles Times』の見解は少々違うようだ。「ドジャースは特にリリーフ投手のような不安定な役割において、短期契約を好む」とし、「ウィリアムズが他の球団から長期契約を提示された場合、ドジャースがそれに応じて複数年契約を提示するかは不明だ」と説明。「長期オファーを躊躇する可能性がある」とした。

 また、同紙はドジャースのブランドン・ゴームズGMがリリーフ陣の大型補強について「必須とは思わない」と慎重な姿勢を見せていると紹介。FA市場には他にもタンパベイ・レイズの右腕ピート・フェアバンクス、アトランタ・ブレーブスの右腕ライセル・イグレシアスなどの選択肢もあると指摘した。

 そしてなにより、ドジャース内部にもブルスダー・グラテロルやエバン・フィリップスなどの戦力が来シーズン怪我から復帰する予定。今季フル回転したブレイク・トライネンやアレックス・ベシアなどベテラン陣もおり、ゴームズGMは「クローザーとして活躍できる選手はたくさんいるし、過去にも実績がある」と話しており、ブルペンの補強に慎重な姿勢を示唆しているという。

 とはいえ、ワールドシリーズ連覇を果たしたスター揃いのドジャースにとってブルペン陣、特にクローザーは明確に来季の補強ポイントといえる数少ない分野。3連覇に向け、フロントはどのような決断を下すだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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