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【侍ジャパン】牧秀悟、韓国戦は「強化試合だとしても負けてはいけない」と必勝期す 「WBCにつながる試合になる」と26年大会1次Rの対戦を見据える

谷健生(THE DIGEST編集部)

2025.11.14

WBC前最後のアピールの場でも勝利を狙う姿勢を見せた牧。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 侍ジャパンは11月14日、東京ドームで15、16日に行なわれる強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」の公式練習を実施。参加した牧秀悟内野手(横浜DeNAベイスターズ)は「まずは勝つことが大事」と勝敗にこだわる考えを示した。

 今回の強化試合は、来年3月のWBCのメンバー入りへ向けた最後のアピールの機会。牧も2大会連続のメンバー入りへ「2試合出れるところでしっかり打って、守りのところも見せていきたい」と個人として着実に成績を残す姿勢を見せた。

 一方で、今回対戦する韓国代表は、WBC1次ラウンドで対戦予定の相手であり、「強化試合だとしても負けてはいけないと思う。2試合勝って終わりたい」と"勝ち切る"必要性を強調した。
 
「自分が代表に入ってからは勝てているが、自分が小さい時は韓国さんとはバチバチのライバル関係のイメージ。そういうところでは、負けたくないなっていう気持ちが強いチームかなと思っている。明日の先発ピッチャー、クァク・ビンさん(との対戦が)すごく楽しみ。WBCにつながる試合になると思うし、対戦が非常に楽しみ」

 韓国に対しては井端弘和監督も「(昨年の)プレミア12の時も終盤でなんとか追いついてなんとか勝ったという感じで、結果が逆になってもおかしくなかった試合。やっぱり強豪だなという風に思っている」と警戒心を抱いている。

 現在27歳と、今後も日の丸を背負う可能性が十分にある牧。今回は若手主体で臨む韓国代表について、「ここから先、国際大会で対戦すると思うので、しっかり見てこんな選手いるのかっていうのを確認しながらできたら」と話すなど、侍ジャパンの一員としての意識が強く感じられるコメントも残した。

取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)



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