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今永昇太のカブス残留で「厄介な問題が再び浮上」も…地元メディアは「優秀な先発投手をあと1人獲得できる余地がある」

THE DIGEST編集部

2025.11.20

QOを受け入れた今永は、26年シーズンもカブスでプレーする。(C)Getty Images

QOを受け入れた今永は、26年シーズンもカブスでプレーする。(C)Getty Images

 現地11月18日、今永昇太がシカゴ・カブスからのクオリファイング・オファー(年俸2202万5000ドル=約37億円=の1年契約)を受け入れた。球団が公式SNSで発表した。

 2年目のシーズンを終えた今永に対し、カブスは5年目までの球団延長オプションを拒否。今永側も1年1525万ドル(約23.4億円)の選手オプションを行使せず、この時点で今永のカブス退団が決まった。ただ、その後に受けたQOに合意したため、26年もカブスでプレーすることになった。

 カブス専門メディア『Cubbies Crib』は今永の残留について、「カブスにとって、ある厄介な問題が再び浮上することになる」との声を紹介。というのも、QOで再契約したとはいえ、一時は今永の来シーズンの年俸(2202万5000ドル)が浮いていたことから、その資金をFA市場につぎ込む構想をカブスが持っていたというのだ。

 ところが今永がQOを受け入れたため、「今オフシーズンのカブスの補強戦略に影響がでたのではないかと懸念の声が挙がっている」状況のようだ。

 
 それでも同メディアは、「カブスには優秀な先発投手をあと1人獲得できる余地があるだろう。QOを受け入れた今永にカブスが憤慨していることもなければ、今永がQOを受け入れた時の補強シナリオを描いていなかったと邪推するのは不公平。いくらQOを受け入れる選手が少ないといってもだ」と外野の声を退け、今永の残留を前向きに捉えている。

 続けて「もしカブスが今オフに投手補強をしなかった理由を、QOを受け入れた今永の決断のせいにするような状況で、春季キャンプに入るべきではない」として、投手補強の重要性を強調。2年連続ポストシーズン進出に向けた投手陣の整備を求めた。

構成●THE DIGEST編集部

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