米スポーツ専門メディア『The Athletic』は現地11月18日、ロサンゼルス・ドジャースのマックス・マンシー三塁手の将来についての記事を配信。チーム最古参の35歳スラッガーが2026年シーズンを最後にチームを離れる可能性が高いと指摘した。

　同メディアによると、ドジャースは今オフに１年1000万ドル（約16億円）のチームオプションを行使し、マックス・マンシーの残留を決定。ただ、来オフにFAになるマンシーを再び引き留める見込みは少なく、「ドジャースでの最後のシーズンを迎えると見られる」としている。
  　さらに、ボー・ビシェット遊撃手（トロント・ブルージェイズからFA）を獲得して三塁を任せ、マンシーをシアトル・マリナーズなどにトレードに出す選択肢もあると指摘。その場合はマンシーが「10＆５ルール」（ベテラン選手が持つトレード拒否権）の権利を破棄する必要がある。

　または、26年８月で36歳になるマンシーより10歳近く若い村上宗隆を獲得するプランもあるという。両者を三塁手として併用しつつ、シーズン終盤や27年シーズンに向けて村上の出場時間を増やしていく起用法だ。

　マンシーは25年シーズン序盤は極度の不振に陥りながら、視力調整用の眼鏡を装着後はスランプから脱出。７月の左ひざの負傷により離脱している期間にはチームの打撃成績が大きく低下するなど、ドジャース打線の中軸として活躍を続けていた。

　９年目となる26年シーズンは、ドジャーブルーを身にまとうマンシーの雄姿を見届けたい。

構成●THE DIGEST編集部

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