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プロ野球

「いろいろ変えないとまずい」一軍なし→129試合出場、清宮幸太郎が21年オフに実践した取り組み

THE DIGEST編集部

2025.11.27

今季リーグ2位の143安打を放った日本ハムの清宮。写真:鈴木颯太朗

今季リーグ2位の143安打を放った日本ハムの清宮。写真:鈴木颯太朗

 北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎が、球団OBで野球解説者の杉谷拳士氏のYouTubeチャンネル内に出演。一軍定着のきっかけを振り返った。

 早稲田実高では通算111本塁打を放ち、2017年のドラフト会議では7球団から1位指名を受け、抽選で交渉権を得た日本ハムに鳴り物入りで入団した清宮。高卒1年目から7本塁打を放ったが、ポジション確保には至らず。19年、20年も7本塁打で、4年目の21年には初めて一軍出場なしに終わった。

 その後、22年に129試合に出場して18本塁打を放つと、その後は怪我以外では一軍に定着。25年には自己最多の138試合に出場し、キャリアハイでリーグ2位の143安打を放った。

 かつての“神童”はどのようにして、プロの世界で才能を高めたのか。清宮は「2021年にダメだったんで、これはもういろいろ変えないとまずいなと思って。まずトレーニング方法を変えて、その年のオフから初動負荷を始めたんですよ。いろんなところにバッティングを勉強しに行って」と、チームメイトだった杉谷氏に明かす。
 
 また22年シーズンから日本ハムの指揮官に就任した新庄剛志氏に、前年の秋季キャンプで「もうちょい痩せない?」と提案されて実践。オフにみっちり身体を絞り込んでキャンプインを果たすと、「周りから『動きが違うね』『切れているね』みたいに言われて。『やっぱり違うんだな』みたいな。打球もそんなに変わらない感じでした」と減量の効果は、てきめんだったという。

 プロ入り9年目を迎える清宮は来季の目標に「OPS(出塁率と長打率を足し合わせた値).900」を掲げる。そして将来的には「日本を代表するバッターなりたいし、『憧れのバッターは誰?』って子どもたちに聞いた時に真っ先に出てくるような。『清宮がいい』。そういうバッターになりたいです」と意気込んだ。

 果たして清宮はどのような活躍を披露してくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】清宮幸太郎が日本ハムの先輩・杉谷拳士に一軍定着やチームの課題を語る
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