オフシーズンを迎えてロサンゼルス・ドジャースの補強動向が注目を集めるなか、米放送局『ESPN』のデビッド・シェーンフィールド記者が、トロント・ブルージェイズからFAとなったボー・ビシェット内野手の名前を挙げて、「ドジャースの3連覇に貢献できる新戦力」と評価した。
「ビシェットはドジャースのニーズをすべて満たしている」とし、2025年に打率.311、18本塁打、94打点のビシェットは、「ドジャースの二塁手をアップグレードできる」存在だと記載。本職の遊撃ではなく二塁としての起用を想定し、「ドジャースの二塁手の打率は.239、OPSはメジャー24位だった。ポストシーズンの二塁手の打率は.233で、地区シリーズ以降は.213。連覇の要因は先発陣の強さだった」と補強の重要性を訴えた。
また、「ドジャース打線は高齢化している。ムーキー・ベッツは33歳で、フレディ・フリーマンは36歳。いずれもキャリアのピークは過ぎた段階にある」として、27歳のビシェットを猛プッシュ。「金銭面では、5年総額1億3000万ドル(約202億円)の契約が見込まれており、ドジャースの年俸総額に余裕で収まる」として、ドジャースが獲得するべき選手と評している。
この記事に対してドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「ドジャースが今オフに獲得したいのは、外野手とブルペン投手、そして野手のバックアップだ。厳密に言えば、内野手が必要というわけではない。セントルイス・カーディナルスのユーティリティー、ブレンダン・ドノバンが注目を集めているが、そんななかでビシェットの名前が挙がったことに驚きはない。トレードであれ、金銭面であれ、チーム強化につながるのなら、ドジャースは獲得を検討するだろう」と受け止めた。
「ドジャースの二塁手トミー・エドマンは内外野を守れるが、シーズン中から違和感に悩まされていた右足首を今オフに手術。復帰後は外野ではなく、内野手がメインになるだろう。怪我から復帰して臨んだ25年のワールドシリーズ7試合でビシェットは、打率.348、OPS.922と不屈の精神を示した」
このようにワールドシリーズで対戦したビシェットの実力を認めた同メディアは、「ロサンゼルスに来るのは、確かに少し現実味に欠けるが、決して否定することはできない」と見解。「もしビシェット契約できれば、ブルージェイズに打撃を与える方法としは完璧だ」と綴った。
構成●THE DIGEST編集部
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「ビシェットはドジャースのニーズをすべて満たしている」とし、2025年に打率.311、18本塁打、94打点のビシェットは、「ドジャースの二塁手をアップグレードできる」存在だと記載。本職の遊撃ではなく二塁としての起用を想定し、「ドジャースの二塁手の打率は.239、OPSはメジャー24位だった。ポストシーズンの二塁手の打率は.233で、地区シリーズ以降は.213。連覇の要因は先発陣の強さだった」と補強の重要性を訴えた。
また、「ドジャース打線は高齢化している。ムーキー・ベッツは33歳で、フレディ・フリーマンは36歳。いずれもキャリアのピークは過ぎた段階にある」として、27歳のビシェットを猛プッシュ。「金銭面では、5年総額1億3000万ドル(約202億円)の契約が見込まれており、ドジャースの年俸総額に余裕で収まる」として、ドジャースが獲得するべき選手と評している。
この記事に対してドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「ドジャースが今オフに獲得したいのは、外野手とブルペン投手、そして野手のバックアップだ。厳密に言えば、内野手が必要というわけではない。セントルイス・カーディナルスのユーティリティー、ブレンダン・ドノバンが注目を集めているが、そんななかでビシェットの名前が挙がったことに驚きはない。トレードであれ、金銭面であれ、チーム強化につながるのなら、ドジャースは獲得を検討するだろう」と受け止めた。
「ドジャースの二塁手トミー・エドマンは内外野を守れるが、シーズン中から違和感に悩まされていた右足首を今オフに手術。復帰後は外野ではなく、内野手がメインになるだろう。怪我から復帰して臨んだ25年のワールドシリーズ7試合でビシェットは、打率.348、OPS.922と不屈の精神を示した」
このようにワールドシリーズで対戦したビシェットの実力を認めた同メディアは、「ロサンゼルスに来るのは、確かに少し現実味に欠けるが、決して否定することはできない」と見解。「もしビシェット契約できれば、ブルージェイズに打撃を与える方法としは完璧だ」と綴った。
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