頼れるベテランの残留が決定だ。

　現地12月３日、中南米野球を専門に扱うスポーツメディア『El Extrabase』のダニエル・アルバレス・モンテス記者は、ロサンゼルス・ドジャースがミゲル・ロハスと１年550万ドル（約８億5000万円）で再契約を結んだと報道。選手本人もインスタグラムを更新し、ファンへのメッセージを発信した。

　ロハスはドジャースでの自身のハイライト映像とともに、「ロサンゼルスで最後の旅だ」と書き始め、「ただひとつの目標、すなわち３連覇のために残留したと報告できるのがうれしい」と現在の心境を記述。来季へ向けた並々ならぬ覚悟と強いモチベーションを示した。

  　続く文面には、「2026年が選手としての最終シーズンだ。ドジャースでキャリアを終えられることを光栄に思う。27年からは、選手育成部門とフロントオフィスでチームを支えていくつもりだ」と説明。「ファンのみんな、スプリングトレーニングで会おう」と相思相愛のドジャースファンにメッセージを送った。

　25年シーズンは出場114試合で打率.262、７本塁打、27打点、OPS.715を記録し、ゴールドグラブ賞のユーティリティー部門の最終候補に残るなど、攻守で活躍。ワールドシリーズ（WS）第７戦では、１点ビハインドの９回表に同点ソロを放ち、ドジャース史上初の２年連続世界一に貢献した。

　チームの精神的支柱でもあるロハス。その“ラストダンス”に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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