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MLB

大谷翔平のMVP獲得オッズは4番手!ラスベガス・オッズメーカーが“最速”アウォード予想を発表

2020.02.25

“二刀流”復帰1年目ながら大谷をMVPとする声は本場でも多いようだ。(C)Getty Images

“二刀流”復帰1年目ながら大谷をMVPとする声は本場でも多いようだ。(C)Getty Images

 日米ともにキャンプインが始まったばかり。シーズン開幕までには1ヵ月近くある中、早くも“賭け”の本場アメリカでは、「今シーズンのMVPを誰が手にするか」についてのオッズがスタートした。日本人メジャーリーガーでは大谷翔平(エンジェルス)がかなりの人気を集めている。

 2月25日(現地24日)、ラスベガスの大手オッズメーカー『ウェストゲート・スーパーブック』が、両リーグのMVP獲得“最速”オッズを発表した。ア・リーグでは昨年、27歳の若さで3度目のMVPを手にした大谷のチームメイト、マイク・トラウトが納得の大本命に挙げられる中、並み居る好プレーヤーを抑え、大谷が4位にランクインした。

 18年9月に受けたトミー・ジョン手術からの復帰を目指す大谷は、予定よりも数週間早く投球練習を再開し、すでに球速は130キロまで回復するなど順調にリハビリを進めている。それでも、投手としての実戦復帰は5月過ぎ、イニング制限も科せられる中であっても、MVP人気4番手に付けるあたり、改めて大谷の潜在能力の評価は高いと見られているようだ。

 打者としては開幕戦からの出場が濃厚。今季は強打者アンソニー・レンドーンの加入に伴い、クリーンナップ(英語では4番を指す)を務める。昨年9月には違和感を感じていたというヒザの手術も受け、“完全体”大谷がお目見えするはずだ。今年のキャンプには一層たくましい身体で登場しており、期待は高まるばかり。投打ともに大活躍して、良い意味でオッズの予想を裏切る可能性もあるはずだ。
 
 一方、ナ・リーグのオッズ1位は、大谷と同じ18年に新人王に輝いたロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)。昨年は3盗塁及ばず史上最年少での40-40こそ逃したが、37盗塁でタイトルを獲得している。そして2位には、キャンプ直前にレッドソックスから加入した18年のア・リーグMVP、ムーキー・ベッツ(ドジャース)が入っている。

【MVPオッズ・トップ10:ア・リーグ】
1位 マイク・トラウト(エンジェルス)
2位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
3位 グレイバー・トーレス(ヤンキース)
4位 大谷翔平(エンジェルス)
5位 フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
6位 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
7位 アンソニー・レンドーン(エンジェルス)
   マット・チャップマン(アスレティックス)
   ラファエル・デバース(レッドソックス)
10位 ゲリット・コール(ヤンキース)

【MVPオッズ・トップ10:ナ・リーグ】 
1位 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
2位 ムーキー・ベッツ(ドジャース)
3位 クリスチャン・イェリッチ(ブルワーズ)
   フェルナンド・タティースJr.
     ホアン・ソト(ナショナルズ)
6位 コディ・ベリンジャー(ドジャース)
7位 ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
8位 ブライス・ハーパー(フィリーズ)
9位 クリス・ブライアント(カブス)
   ハビア・バイエズ(カブス) 

構成●SLUGGER編集部
 

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