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プロ野球

【DeNA】「440イニングの空白」を埋めるのは――入来祐作コーチが託す藤浪晋太郎、復活への期待

萩原孝弘

2026.03.01

ファームでの育成にあたる入来コーチ。写真:萩原孝弘

ファームでの育成にあたる入来コーチ。写真:萩原孝弘

 2025年、アンソニー・ケイ、アンドレ・ジャクソン、トレバー・バウアーの外国人トリオが消化したイニング数は438回1/3。その3人がごっそりと抜け、ローテーションの再編成が必須となっているDeNAの今シーズンは、どのようなプランニングを抱いているのか――。ソフトバンク、オリックスで辣腕を振るった名伯楽・入来祐作コーチの胸の内を探った。
 

☆経験豊富な名伯楽も危機感

 昨シーズンは投手コーディネーターの肩書が外れ、ファームでの育成にあたることがメインになる入来コーチ。しかし一軍チーフピッチングコーチから投手コーディネーターに転身した大原慎司と、一軍チーフピッチングコーチを含めたトロイカ体制で投手運営の決断をしていくこととなる。

 約440イニングの穴をどう埋めていくか。この難題はリーグ優勝を狙うチームにとって、最重要課題となる。

「僕はオリックスで山本由伸と山﨑福也の2人が抜けて、300イニングをなんとかしないと、ということはありました。それでもなんとかしました。けれども今回はさらに140イニングですよ。ヤバいですよ」

 経験豊富な入来コーチをもってしても、相当の危機感を感じている。

 昨年オフにバウアーとは交渉せず、ケイはMLBへ復帰が濃厚で、ジャクソンも不透明な段階で、フロントも当然外国人投手補強に着手。阪神から昨年15試合登板で6勝、防御率1.39の成績を残したジョン・デュプランティエと、メジャー通算38試合登板のオースティン・コックスを獲得した。

「この2人で300イニング行ってくれるか。けれども1人150イニングというのは結構フルですからね」

 先発の補強はその2人だけとも言える状況。しかも新外国人は未知数で、デュプランティエも昨年はシーズン途中離脱しているだけに、現有戦力の底上げがないことには話にならない。

 そこでまず名前が挙がったのが3年目の石田裕太郎と2年目の竹田祐。石田裕太郎は昨年、先発中継ぎ問わず“便利屋”としての役目を担ったが、今年は先発1本としての起用が決まっている。「裕太郎は去年90イニングくらいなので、50ぐらいは上積みしてほしいですね」

 竹田祐は昨年8月中旬にデビューし6試合で4勝を挙げるなど、シーズン途中ながらドラフト1位のポテンシャルがあることは立証した。「竹田が去年40イニング弱なので、100イニングは投げられると思います」。
 
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