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MLB

「多くの人が私を否定した」元CY賞アルカンタラが93球完封の「マダックス」を達成!昨季の苦闘を乗り越え完全復活

THE DIGEST編集部

2026.04.02

自身2度目のマダックスを達成したマーリンズのアルカンタラ。(C)Getty Images

自身2度目のマダックスを達成したマーリンズのアルカンタラ。(C)Getty Images

 現地4月1日(日本時間2日)、マイアミ・マーリンズのサンディ・アルカンタラが本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発。93球で完封勝利を挙げ、100球未満での完封を指す「マダックス」を達成した。

 2022年に投手の最高栄誉とされるサイ・ヤング賞を受賞した右腕は、23年10月にトミー・ジョン手術を受け、24年シーズンを全休。復帰した25年は苦闘の連続だった。

 MLB公式サイト『MLB.com』は、「クラブハウスのテレビやSNSに溢れる否定的な意見を無視することはできなかった」と、当時受けた誹謗中傷の苦悩を伝えている。事実、昨季のアルカンタラは規定投球回に達した先発投手の中でワースト2位の防御率に沈み、チームもポストシーズン進出を僅差で逃していた。
 
 迎えた26年シーズン、アルカンタラは本来の姿を取り戻した。この日のホワイトソックス戦では、4回に死球を与えて以降、8回2死まで16者連続アウトを記録する圧巻の投球を披露。最終的に被安打3、7奪三振、無四球という快投で自身2度目の「マダックス」を達成。キャリア5度目の完封勝利を飾った。

『MLB.com』によると、アルカンタラは試合後、「多くのことを経験してきた。昨季の序盤は良くなかったし、多くの人が私に否定的なことを言っていた」と振り返り、「あまり考えすぎず、中4日でベストを尽くし、チームの勝利に貢献することだけに集中した」と胸を張った。これで今シーズンは開幕2試合で計16イニングを投げ、被安打7、奪三振12、与四球2、自責点0、防御率0.00と抜群の成績を記録している。

 25年にポストシーズン進出を逃したマーリンズにとって、エースの復調は大きな意味を持つ。チームは開幕6試合で5勝1敗と好スタートを切っており、アルカンタラの安定した投球が続く限り、3年ぶりのポストシーズン進出へ期待は一層高まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】93球で完全支配!アルカンタラ、圧巻の“マダックス”
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