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無双から一転、直近4戦3敗と急降下 スキーンズが直面するメジャー初の試練「カウントを有利に進めなければ」

THE DIGEST編集部

2026.06.05

メジャー初とも言えるスランプに直面しているパイレーツのスキーンズ。(C)Getty Images

メジャー初とも言えるスランプに直面しているパイレーツのスキーンズ。(C)Getty Images

 ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズが、2024年のメジャー昇格後初とも言えるスランプに直面している。現地6月4日、米誌『Sports Illustrated』が報じた。

 スキーンズは3日に行なわれたヒューストン・アストロズ戦で4回2/3を投げ、7安打3失点。降板時にチームはリードしていたため敗戦投手とはならなかったものの、キャリア最多となる109球を投じた。直近4登板のうち3試合で負け投手となっており、20イニングで15失点、防御率5.85を記録するなど、現在キャリア最大の逆境を迎えている。
 
 メジャー屈指の剛腕は、アストロズ戦の初球ストライク率が52%にとどまるなどカウントを悪くする場面が目立った。同誌によるとスキーンズは試合後、「とにかくカウントを有利に進めなければならない。最後の打者もカウント2-0にしてしまった。とにかく先行しなければいけない」と悔しさをにじませた。

 さらに自身の投球について「成績表(ボックススコア)だけを見て『今日は全然良くなかったな』と思うのは簡単だ。だが、自分がどれだけ狙い通りに投げられているかを確認する必要がある。毎試合同じように、意図通りに投げられた球を客観的に見つめ直すことだ」と冷静に振り返った。

『Sports Illustrated』によると、不調の要因として被安打と与四球の増加が挙げられている。スキーンズは直近4試合で26安打を許し、6四球を許した。開幕から最初の9先発では5安打以上を許した試合が1度で、与四球はわずか7個だったが、最近は球数が増え、長いイニングを投げる展開が続いているという。

 それでも今季13試合に登板し、6勝5敗、防御率3.09、WHIP0.91を記録。被打率.も198と、依然としてリーグ上位クラスの成績を残している。

 今回の不振は数字以上に投球内容の変化が要因とみられており、スキーンズがどのように修正していくのかが今後の焦点となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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