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プロ野球

【球団別年俸ランキング|オリックス】大物ジョーンズがいきなり年俸トップ!1億円プレーヤーは6人と世代交代の波を感じさせる結果に

THE DIGEST編集部

2020.03.08

吉田正(左)、山本(右)と若手の主力が続々に年俸アップを遂げている。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

吉田正(左)、山本(右)と若手の主力が続々に年俸アップを遂げている。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 誰もが憧れるプロ野球選手。それはプレーの華やかさはもちろん、「稼ぎ」もトップクラスだからだ。一流の選手ともなれば年俸は軽く1億円を超える。では、各球団の最高年俸選手は誰なのか? 今回はオリックスの年俸ランキングトップ20をお届けしよう。

<オリックス年俸ランキングTOP20>
1位 ジョーンズ(外野手) 4億3600万円
2位 増井 浩俊(投手) 3億円
3位 アルバース(投手) 2億4200万円
4位 吉田 正尚(外野手) 2億円
5位 ディクソン(投手) 1億6500万円
6位 山岡 泰輔(投手) 1億円
7位 山本 由伸(投手)    9000万円
   安達 了一(内野手) 9000万円
    T−岡田(外野手) 9000万円
10位 ヒギンス(投手)    7000万円
   ロドリゲス(内野手) 7000万円
12位 モヤ(外野手) 6600万円
13位 近藤 大亮(投手) 5000万円
14位 若月 健矢(捕手) 4500万円
      福田 周平(内野手) 4500万円
16位 大城 滉二(内野手) 4200万円
17位 海田 智行(投手) 4150万円
18位 吉田 一将(投手) 3400万円
19位 黒木 優太(投手育成) 2800万円
   松井 雅人(捕手)  2800万円
   西野 真弘 (内野手) 2800万円
   中川 圭太 (内野手)2800万円
   後藤 駿太  (外野手) 2800万円
 
 さすがメジャーの大物助っ人と言えるだろう。オリックスの球団最高年俸は、来日1年目のジョーンズが4億3600万円でいきなり首位に。メジャーのオールスターに5度選出&ゴールドグラブ3回を獲得する大物外野手を獲得するにあたっての、オリックスの“本気度”がたぶんにうかがえる結果となった。

 2位の増田と3位のアルバースはそれぞれ複数年契約を結んでおり、増田は4年目、アルバースは2年目の契約最終年を迎えている。

 4位の吉田正は球団最速で2億円をクリア。豪快なフルスウィングと選球眼を併せ持つ日本屈指のスラッガーはタイトル獲得経験こそないものの、昨季は打率・出塁率・長打率・OPSはいずれもリーグ2位に位置するなど、文句なしの看板プレーヤーである。

 6、7位は先発の柱の二人――山岡と山本――がランクインした。昨季21歳の若さで最優秀防御率に輝いた山本は、山岡が樹立した球団投手最年少での年俸1億円の大台突破は今季狙える可能性が高い。

 もっとも、球団全体での1億円プレーヤーはわずか6人。これはヤクルトと並んで球界最少である。それは一つにここ数年、成績が振るわないという理由もあるが、チーム全体で若返りが進んでいることも要因に挙げられる。昨季の契約更改では、11位以下では実に34選手が年俸アップを勝ち取っており、実力も年俸アップスピードも破格な“ネクスト吉田正”“ネクスト山本”の台頭は今後もあるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
 
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