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388億円投資の“大誤算”…ド軍は「タッカーの打撃不振を予見すべきだった」と米メディアがデータ用いて苦言「FAになった時点で危険信号があった」

THE DIGEST編集部

2026.06.25

高額契約に見合った活躍が残せていないタッカー。(C) Getty Images

高額契約に見合った活躍が残せていないタッカー。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのカイル・タッカーは現地6月23日のミネソタ・ツインズ戦に先発出場しながら背中の痙攣によって途中交代。翌24日の同カードではスターティングメンバーに入らなかった。

 米スポーツ専門メディア『The Athletic』のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者によると、タッカーの負傷は軽傷で本人も負傷者リスト入りの可能性は低いと説明しているといい、復帰にそれほど時間はかからない見通しだという。

 復帰が望まれるタッカーだが、現状のパフォーマンスは期待されたものではない。昨オフに4年2億4000万ドル(約388億円)の超高額契約でドジャース入りした2023年リーグ打点王は今季75試合の出場で打率.234、OPS.707(出塁率.333、長打率.374)、6本塁打、40打点と契約に見合った活躍ができていない。
 
 米スポーツ専門メディア『Fan Sided』は「ほとんどのカテゴリーでキャリア最低のペースに乗っており、年間6000万ドル(約97億円)の給与を正当化するには全く及ばない」と断言。さらに「ドジャースはカイル・タッカーの打撃不振を予見すべきだった」としてドジャースにもその責任の一部を求めた。

「タッカーがFAになった時点で危険信号があったのではないか」と同メディアは主張する。シカゴ・カブスに在籍した昨季は出塁率.377とキャリア2番目の好成績だった一方で後半に失速しており、シーズン全体のOPS.841は、ヒューストン・アストロズ最終年となった24年シーズンの.993からも大きく下落。バレル率は昨季すでに10.8%とタッカーの水準で低い数値となっていた(今季は6%弱とさらに悪化)。

 そんなタッカーがロサンゼルスで「ヒーロー」になるには、「10月に力強いパフォーマンスが必要だ」と『Fan Sided』は説明。「チャンピオンシップは特に年俸総額が3億ドル(約485億円)を超えるチームにとって万能薬になる傾向がある」と、主力選手として3度のワールドシリーズ進出を成し遂げたその“大舞台での経験値”に期待を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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