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MLB

「まさに救世主の働き」今永昇太の耐久性を地元メディアが高評価 今季8敗目も「19先発・108投球回」はチーム最多

THE DIGEST編集部

2026.07.13

8敗目を喫した今永だが、登板回数や投球イニングはチーム最多。(C) Getty Images

8敗目を喫した今永だが、登板回数や投球イニングはチーム最多。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスの今永昇太は現地7月10日、敵地でのシンシナティ・レッズ戦で先発し、5回1失点という投球を繰り広げるも、チームが0-4で敗れたため、今季8敗目(5勝)を喫した。

 

 唯一の失点は最後のイニングとなった5回、先頭のエリー・デラクルスに高めのストレートを左翼席に運ばれ、先制点を献上した。今永は初回から毎回ランナーを出しながら無失点に凌いでいたが、ゲーム中盤で痛恨の被弾。そして今永降板後もカブスは試合をひっくり返せず、無得点のまま敗れている。

 粘投も実らず、またひとつ黒星が増えることとなった今永。それでもこの日の投球を含め、今季前半戦のパフォーマンスへの評価は決して低くはない。地元メディア『CHICAGO SUNTIMES』が7月11日配信の特集記事の中で、今永の今季ここまでの内容を総括している。

 同メディアは、現状でのウィークポイントをフォーカスし、「カブスの左腕は今季22本塁打を浴びており、この数字を上回る投手はメジャー全体でもわずかひとりしかいない」と指摘。そのうえで、「この悪癖はなかなか改善されず、昨季ポストシーズンでパドレスとブルワーズを相手にわずか6回2/3を投げる間に3本塁打を浴び、大きな代償を払った苦い記憶も甦る」と、被本塁打の多さを課題として挙げた。

 だが一方で、「それでもカブスは、故障者が相次ぐ投手陣に対して今永がもたらしているプラス面に目を向けている」と主張。続けて、「前半戦19回の先発登板はチーム最多で、108投球回もチームトップ。故障で壊滅状態となっている先発ローテーションにとって、その働きはまさに救世主だった」とその貢献度の高さを強調した。

 また同メディアは、開幕当初から故障者が相次ぐ苦しい台所事情の中で、安定してローテーションを守り続けてきた背番号18を評し、後半戦に向け「エース候補として、今永に白羽の矢が立っても不思議ではない」と訴えている。

 今季は好不調の波が目立っているものの、今永の先発投手としての耐久性は衰えを見せず、ローテーションの大黒柱とも呼べる働きが続く。投手への負担が増す夏場の戦いでも、その左腕に懸かる期待は変わらないはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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