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プロ野球

【ポジション別年俸ランキング|外野手】生涯SB表明の柳田がトップ。実績十分の元メジャーリーガーが4位にランクイン

THE DIGEST編集部

2020.03.14

ソフトバンクと7年契約を結んだ柳田が外野手の年俸トップに。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

ソフトバンクと7年契約を結んだ柳田が外野手の年俸トップに。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 プロ野球選手、それは過酷なトレーニングと心無い批判に体も心もすり減らし、一生分を10数年で稼ぐ過酷な職業だ。そのため、優れた選手は莫大な年俸を手にする。今回はポジション別の年俸ランキングを見てみよう。最終回は外野手だ。

<外野手年俸ランキングTOP10>
1位 柳田悠岐(ソフトバンク)5億7000万円
2位 バレンティン(ソフトバンク)5億円
3位 丸佳浩(巨人)4億5000万円
4位 ジョーンズ(オリックス)4億3600万円
5位 糸井嘉男(阪神)4億円
6位 青木宣親(ヤクルト)3億4000万円
7位 陽岱鋼(巨人)3億円
8位 鈴木誠也(広島)2億8000万円
9位 大島洋平(中日)2億5000万円
10位 中村晃(ソフトバンク)2億4000万円
※年俸は推定。『SLUGGER』調べ。
 
 2億円以上が12人。これは先発投手に次ぐ層の厚さだ。

 1位の柳田は現状維持。昨年は左ひざ裏の肉離れでおよそ4か月間戦列を離れ38試合出場にとどまった。昨オフには7年契約を結び、事実上メジャー挑戦を断念。生涯ホークスを表明し復活を期す。

 2位にはヤクルトから移籍のバレンティンが入った。今季から日本人登録となる主砲は、DHのあるパ・リーグでも守備に意欲的。デスパイネやグラシアルとの併用が可能となれば、打線の破壊力は一気に増す。

 4位のジョーンズはメジャー通算282ホームランの大砲。実績は申し分なく、日本野球に適応する姿勢も見せているが、年齢は35歳と衰えが見え始めてもおかしくない時期。この年俸が高かったのか安かったのか、評価は今季の活躍次第になりそうだ。

 鈴木誠也が1億2000万円の大幅アップで8位にランクイン。ペナントレースでは首位打者に輝き、11月のプレミア12では全試合で4番を務め、MVPを獲得した。日本の4番としてオリンピック金メダル、広島の4番として2年ぶりのリーグ優勝という2つの大きな目標に向け邁進する。

 各チームの主軸がランクインした外野手。彼らの個人成績がリーグ順位に直結すると言っても過言ではないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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