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大谷翔平のIL入り、「遅らせた理由が理解できない」とド軍専門メディアが痛烈批判 浮かび上がった“認識の食い違い”

THE DIGEST編集部

2026.09.12

負傷者リスト入りした大谷だが、もっと早く休むことができたのではないかと現地でも論争が起きている。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は現地9月9日(日本時間10日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたシンシナティ・レッズ戦の試合後、大谷翔平の故障者リスト(IL)登録を明言した。

 直近6試合のうち5試合でベンチを外れ、出場した1試合でも3打数無安打に終わるなど、状態が懸念されていた大谷。こうしたなかで球団専門メディア『Dodgers Way』は、大谷のIL入りが遅れた責任はドジャース側にもあるとの厳しい見方を示している。

 大谷は膝の故障によって投手としての登板を一度見送り、その後は上腕二頭筋にも問題を抱えていた。『Dodgers Way』は打者として起用を続けていたドジャースに関して、「ロバーツ監督は彼を起用することを選んだが、オオタニの状況は必ずしも好転していない。膝の怪我に加え、大谷は依然として上腕二頭筋の故障にも悩まされていた」と見解を示した。
 
 そのうえで「大谷のIL入りを遅らせた理由が理解できない」と指摘。デーブ・ロバーツ監督が「今この瞬間を見れば、彼をILに入れたい気持ちは山々だ」と話していたことにも触れつつ、「しかし彼はまた、この数ヶ月に及ぶ騒動の間、大谷とチームの間で意思疎通がうまくいっていなかったことも示唆した」と早い段階で決断できたのではないかと疑問を呈した。

「ドジャースはスター選手の起用に関して難しい判断を迫られており、大谷自身が登板できる状態かどうか、あるいは今回の場合は打席に立てるかどうかを判断するのに、ほぼ全面的に頼っている。しかし、球団側にもある種、意図的に問題を見ないようにしていた部分があった可能性もある」

 ゆえに「大谷翔平の故障者リスト入りが遅れたのは、ドジャース自身の責任とも言える」とし、その理由として球団幹部の見解と大谷本人の認識に食い違いが生じていたことを指摘する。

「問題は、球団幹部、ロバーツ監督、そして大谷自身も、誰が責任者なのかを正確に把握していなかったことにあるのかもしれない。ロバーツ監督は、大谷はどんなコンディションであっても出場機会を断ることはないだろうと述べているが、選手が誰であろうと、選手の健康を最優先に考えるのは監督とチームの責任ではないだろうか?」

 大谷自身が出場を望んでいたとしても、チーム側がより強い姿勢で休養を決断すべきだったとの論調を展開している。大谷の復帰時期だけでなく、今後の健康管理をめぐるドジャースの対応にも注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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