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ドジャースは地区シリーズ敗退、大谷翔平は欠場、3回の乱闘勃発…米メディアが大胆予想を公開「オオタニは奇妙なほど静かなポストシーズンを過ごす」

THE DIGEST編集部

2026.10.01

健康状態への懸念の声が上がった大谷。現地記者の悲観的な予想を跳ね除けられるだろうか。(C)Getty Images

 今年も全12チームによって争われるMLBのポストシーズン(PS)。その中でも特に、ワールドシリーズ(WS)3連覇がかかる今季のロサンゼルス・ドジャースには、世界中から一際大きな注目が集まっている。そして、その視線はファンだけでなくメディアからも注がれている。

 米スポーツメディア『FanSided』は現地9月29日、今季のPS開幕を前に各球団担当ライターによる大胆予測をまとめた記事を公開した。その30の予測のうち、6個がドジャースに関する見立てだ。優勝候補の筆頭として語られがちな同球団だが、その書き手の多くが懐疑的な視線を向けている。

 クリス・ランダーズ記者は、ドジャースがリーグ優勝決定シリーズにさえ辿り着けないと予想。つまり、地区シリーズ敗退とみている。その根拠として挙げられるのは、不安定なブルペン、低調な打線、そして主力選手の健康状態だ。

 同記者は、地区シリーズでドジャースと対戦する可能性があるフィラデルフィア・フィリーズとアトランタ・ブレーブスの名を挙げ、「どちらの球団も、ムーキー・ベッツとカイル・タッカーが不振で、エドウィン・ディアズが本調子でなければ、5戦シリーズで番狂わせを起こす力がある」と強力なライバルの存在にも触れた。

 ランダース記者は、特にフィリーズに注目。勝てないまでも「土俵際まで追い詰める」と予想する。「2022年のフィリーズも9月に失速したが、そのままWSに進んだ。今回もフィリーズがドジャースをギリギリの第5戦まで追い詰めると思う。ザック・ウィーラーとクリストファー・サンチェスを相手に短期決戦で戦いたいチームなどいない」とし、PSでのフィリーズの勝負強さを高く評価した。
 
 そして、もしドジャースがリーグ優勝決定シリーズに進出した場合の話として、ナ・リーグ西地区のライバル球団サンディエゴ・パドレスとの対戦に言及している。「この2球団は7月でさえ衝突を繰り返している。10月に対戦したら、少なくとも3回はベンチが空になる乱闘が起きるだろう」とランダース記者。サンディエゴが現在もっとも勢いのあるチームの一つである点も踏まえ、そのシナリオは決してありえない話ではないとしている。

 大谷翔平の状態についても、複数のライターが懸念を示している。ランダーズ氏は「オオタニの健康状態は十分に語られていない」と指摘。「投手としてはすでに選択肢外であるだけでなく、9月には36打席でOPS.566を記録した」と紹介し、「少なくとも1試合を欠場するだろう」と踏んでいる。

 エマ・リンガン記者も同様に、「オオタニは最初の2ラウンドで本塁打をわずか1本しか打てない、奇妙なほど静かなポストシーズンを過ごす」と予測する。今秋のポストシーズンは、大谷が注目を集めながらも沈黙する展開になり得るというのが、同メディア内の見方だ。

 また、ランダース記者は左腕タリク・スクーバルについても「ポストシーズンでドジャースの最高の投手にはならない」と断言する。移籍後のスクーバルは「人間らしい姿」に留まっており、「ヨシノブ・ヤマモト(山本由伸)の大一番での実績は語るまでもない」と、右のエースが最も信頼できるという立場だ。

 総じて『FanSided』が描くドジャースの姿は、盤石とはほど遠い。大谷の不調、ブルペンの脆弱さ、そして対戦相手の充実ぶり——"WS3連覇以外は失敗"という雰囲気とは対照的に、現地メディアの大胆予想は必ずしも荒唐無稽とは言えないというのが実情だろう。

構成●THE DIGEST編集部

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