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「一番の選手なのは分かっている」スクーバルが山本由伸に「大きな敬意」米メディアも「また新たな伝説を刻む態勢を整えている」

THE DIGEST編集部

2026.10.08

山本に対してサイ・ヤング賞2度受賞の同僚スクーバル(右)が敬意を払った。(C)Getty Images

「デーブ・ロバーツ監督が、地区シリーズ初戦の先発にタリク・スクーバルを指名した時、スクーバル本人が最初に抱いた感情は"驚き"だった。サイ・ヤング賞を2度受賞し、今夏のトレード期限直前にドジャースに加入した左腕は、自分にその資格がないと感じていたわけではなく、その栄誉は山本由伸に与えられるものだと、当然のように思っていたからだ」

 現地10月6日に行なわれたナ・リーグ地区シリーズ(5戦3勝制)第3戦。ドジャースの先発を任されたのは山本由伸だった。対するアトランタ・ブレーブスの先発は2024年にサイ・ヤング賞を受賞したエースのクリス・セール。1勝1敗で迎えた第3戦を制したチームが、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかける重要な一戦は緊迫した投手戦となった。

 先手を取ったのはドジャースだった。安打の7番アンディ・パヘスを一塁に置いて、9番キケ・ヘルナンデスが2ランアーチ。2死走者なしから2番フレディ・フリーマンがソロ本塁打を打ち込んだ。対する山本由伸は5回、連続安打と四球で満塁のピンチを迎えると、内野ゴロの間に1失点。それでも山本はさらなる得点を許さなかった。

 冒頭のような記事を記した『The Athletic』は、さらにスクーバルのコメントを掲載。「ヤマがここで一番の投手なのは分かっている。個人的にはヤマが初戦に登板してほしかった。彼がドジャースで、とくにポストシーズンで成し遂げてきたことすべてに、大きな敬意を抱いている。だから私が初戦の先発だと言われたときは驚いた。おそらくほかの人もそうだっただろう。ヤマはそれに値すると思っている」と記した。

 
「ヤマは何事にもとても几帳面なんだ。準備、ウォーミングアップ、ルーティン、投球、ブルペン。一球一球、彼のすることすべてに細心の注意が払われている。行動のすべてに目的があり、だからこそ大舞台でも力を発揮できるんだと思う。毎回の登板、毎回のイニング、毎回の投球は全て同じ。だからプレーオフが始まって舞台が変わっても、重要な局面が訪れても、彼は誰にも劣らず準備万端なんだ」

 同メディアも山本について、「MLBポストシーズン史上、5試合連続で自責点1以下に抑えた3人目の投手となった。昨年のナ・リーグ優勝決定シリーズから数えると、5勝0敗、防御率1.07、32奪三振という成績で、昨年のワールドシリーズ第7戦最後の2回2/3イニングも含まれている」という成績を取り上げて称賛した。

 さらに、「10月は伝説が生まれる時期だ。山本はすでに史上屈指の素晴らしいポストシーズンを築き上げてきた。今シーズンもポストシーズン初戦を終えた時点で、また新たな伝説を刻む態勢を整えているように見える。ドジャースのクラブハウスでは山本に対して、誰も何も疑っていない」と伝えている。

 最後に同メディアは、ミゲル・ロハスの山本評を掲載した。「3年間、俺たちのエースを張っている。このような試合で投げるたび、本当に素晴らしいプレーを見せてくれるんだ」。

構成●THE DIGEST編集部
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